昨日(平成23311日),宮城県沖を震源とする,国内観測史上最大といわれる地震が発生した。
 
被害も大変大きく,被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
 
 
我が家は幸いほとんど被害が無く,停電で水道が止まった位で済んだ。
我が家は今時珍しいかもしれないが,自家井戸なので,停電すると水が出なくなるのだ。
当然風呂も無し。
 
如何に電気に頼った生活をしているかって事を思い知る瞬間ですね。
 
昨日は,仕事中に大きな揺れを感じ,会議(打ち合わせ)を中断して,被害状況を確認。
職場の被害は,若干の水漏れと空調の停止以外は停電もなく,分析機器も異常なし。
 
ただ,他の関連施設はいろいろ大変だったようで,業務無線連絡が緊張感を伴って飛び交っていた。
 
終業時間になっても関連施設の状況が芳しくないので,我々も待機状態である。
もっとも,高速道路が使用停止になった影響で,国道が大渋滞のため,帰ろうにも帰れないのが実情であったが。
電車も完全に運休状態なので,電車通勤組も帰れない。
 
当然のように,電話は繋がらず,メールもかなりの時間差でやっと届くような状況であった。
自宅も光電話なので,停電中は連絡が付かず。
 
22時過ぎにようやく目処が立ったので,職場を出たが,市内を抜けるまでは渋滞で大分時間が掛かり,帰宅は24時前であった。
 
18時頃職場を出た女性職員は,普段は自宅まで車で1時間もかからないのに,3時間掛かったそうである。(ある人のブログで,数百メートルを1時間とか云う書き込みもあった。)
 
私が帰るときも,22時を大分まわっていたが,国道沿いを歩く人が結構大勢居た。
 
自宅付近の道路は地震の影響で陥没し,交互通行となっていた。
写真だとたいしたことがないように見えるが,30cm近く段差が出来ている。
地盤が軟らかいので,液状化がおこったようである。
 
 
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ちなみに,職場の隣地(空き地)も液状化で地割れとともに水が噴き出した。
携帯の画像なので,分かりにくいが,水の量がドンドン増えて水浸しとなり,最後には噴火のように泥が「ボコッ,ボコッ」と吹き出していた。(8倍速編集です)
  
  
 
電車通勤組は当然帰れないので職場に泊まり,本日は関連施設の応援要員として待機した。
 
自分も日曜日にローテーションが割り振られていたが,思ったより順調に状況が改善したので出勤する必要は無い旨,連絡があった。
もっとも,自宅の最寄り駅はまだ運休状態のままなのだが。
 
 
なお,我が家地方は軒並み停電しており,復旧が12日の午前10時頃だったため,暫定的にBVK(弟)は発々をひっぱりだして,緊急電源として利用していた。
(ちなみに,女房の実家周辺は,今日の夕方まで停電していたらしい。)
 
こいつは,普段はキャンプの時ぐらいしか使わないので,思わぬところで日の目を見た格好である。
BVK(弟)は鈴菌保菌者です。(笑い
 
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実は,本日は隼乗りの先輩達と房総ツーリングを予定していたのだが,こんな状況では当然中止です。
 
メンバーも徹夜や待機で忙しく,とても参加出来る状況では無かったし。
来週以降は農作業が立て込んでくるので,当分延期だなぁ,きっと。