数年動かしていないということだったので,だいぶひどい状態だと思っていたのだが,埃は付いているものの見た目はけっこう綺麗だった。
 
なんたって,タイヤがまだヒゲ付きだったうえに,我がDRZにも履いていた「BT090」ではないか!!!
DRZで性能は確認済みです。
 
ブレーキパッドも8分くらいは残ってますし,車体も軽く洗ってやったら,なかなかのものでした。
 
っで,本日(1225日)いよいよ復活のために動き出しました。
長期戦になると思うので,今回は,その1です。
 
最初,エアクリーナーボックスに付いている化粧カウル(シルバーメッキのカバー)の取り外し方が分からなかったんですが,先日の車両引き取りの記事にコメをくれた「かねやんさん」にブログでアドバイスを貰い,ナンとか取り外しました。
 
もちろん,BVKにも手伝って貰いました。
 
メインハーネスとブローバイパイプの下に隠れるようにネジがあったんですね。あと2箇所はゴムブッシュにはめ込みでした。
 
 
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クリーナーボックスが外れましたので,あとはキャブを外すだけです。
 
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外したキャブの外観はそこそこ綺麗でしたね~。
 
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ところが,外したキャブの中身は,外観に相違してエライことになってました。
 
事前にフロートチャンバーのガソリンを抜いたんですが,黒緑色の「もの凄くクッサーイ液体」が出てきましたので,ある程度の予想はしていましたがね。
 
これが全体図です。
 
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パッと見にもメインジェットとフロートバルブにドス黒緑のスケールが!!!!
 
いちばんはじのキャブだけは何故か比較的綺麗で,フロートバルブもすんなり外れましたが,あとのキャブは凄いです。
 
 
 
 
 
拡大写真もご覧あれ。
メインジェットはドライバーの歯が入る溝が見えませんし,フロートバルブは固着していて取れません。
 
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とりあえず,キャブクリーナーに浸して今夜一晩様子見です。
 
 
まだ時間があるので,リヤキャリパーを外しました。
キャリパーも動きが渋くなっており,引きズリをおこしてます。
 
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今回はオイル漏れもなかったので,ピストンの揉み出しと掃除だけしておきました。
 
一応,ピストンはスムーズに動くようになりましたので,そのうちオーバーホールしましょう。
 
ここまでやって,日が陰ってきたら冷え込んできました。
 
本日の作業,これまで。
 
明日は,浸け置きのキャブの様子次第で次に進むか,全バラか。