17年住んだ沖縄を今日立つ

引っ越し作業はやること多くて大変だった

ベッドも里美と一緒になってからずっと使ってる思い出のものだから持って行きたかったけど

高すぎて今のおれにはムリだったから諦めた

なんだかんだで人生の半分くらいを過ごした沖縄

めんどくさいのと慣れてきたのもあってなんまかんだで長居した

沖縄に来てやっぱり良かったと思えるのは里美と出会ったこと

心から好きになれて結婚して子供も授かった

それまで自分の将来になんの夢もなかったおれが生きていく意味を感じられた

最高の幸せをくれた出会いは沖縄にいたからこそだと思ってる

だけどこの幸せを壊してしまったのは自分なんだよな

里美を喜んだ顔が見たい、笑顔が見たいっていつも考えてたけど

1番見なきゃいけないとこを見れてなかった

里美の本当の不安、悲しみをわかってあげられなかった

家族のためって言ってきたけど

全然考えが足りてなかったんだ

沖縄でのことを思い出すといつも里美や子供たちとの思い出しか出てこない

おれが思い出すものにはいつも里美がいて、いつも子供たちがいて

それ以前のことは全然出てこない

自分のすべてが家族であり人生そのものなんだと改めて感じる

今まで引っ越しで何かを想うことなんてなかった

でも沖縄の家を出る時は家族との思い出の場所を離れる寂しさが溢れ出た

こんなにも大切なんだ

失いたくない

二度と同じ過ちは繰り返さない

もうこんな辛い後悔はしたくない

ゆっくりと構えることはしない

今自分がやれることを全力でやる

すべて取り戻す

今度の結婚記念日

おれのすべてを伝える

それまで止まるつもりはない

沖縄を出たらもう戻ることはないだろう

また来ることがあればその時は家族で

さよなら沖縄