ふわふわとうわずったような、変な気持ちで自宅まで車を走らせた。

なぜか怒りや悲しみではなくて、高揚感に似た気持ちだった。


ぼーっと運転しながら、気にもとめていなかった日常での違和感を思い出していた。


子供が

「パパ、LINEで英語のお勉強してるんだよ」

と言っていたこと。


夫が頻繁に、職場でベーカリーのパンを頂いてくるようになったこと。


そして、この日の少し前の夜中に

同僚が倒れ、会社からの命令で自宅まで様子を見に行ったこと。


全ての答え合わせができるのだと、強く確信していた。