スポーツはビジネス? | ミセス・チェリーの毎日。

ミセス・チェリーの毎日。

投資家ミセス・チェリーのメモノート。アメリカ生まれ、東京育ち、現在はシンガポールでセミリタイア。

あるスポーツの人気が急上昇するとき、

その陰には金融のプロと投資家がいます。

 

今回ご紹介のスポーツもそう。

 

この2,3年で一気に人気に火が付いた

アメリカ発祥のスポーツをご存じでしょうか。

 

Pickleballです。

 

テニスよりも小さいサイズのコートで

より気軽にバトミントン感覚で楽しめる

ラケットスポーツ。

 

ラリーが簡単に続くのが人気のポイント。

(ラケット競技でラリーが続かないと

やる気がなくなりますよね真顔

 

もともとは1965年に子供用競技として始まったのが、

この数年で大人がダブルスで行う

スポーツとして人気が高まりました。

 

なんとあのビルゲイツは50年もの愛好者だとか。

 

アメリカではプロリーグもあり、

強豪選手は2.5millionも稼ぐそう。

(World’s No. 1 pickleball player says

 he makes $2.5 million a year—

up tenfold from 2021: 

‘We haven’t reached the top’

CNBC)

 

スポーツ選手が稼げるようになる背景には

マネーの呼び込みがあります。

 

プロリーグの理事はヘッジファンドや

投資銀行出身者で固められ、

プライベートエクイティファンドや

富裕層投資家が資金を投入することで

プロとして稼げるようになり、

選手層が育つ、という仕組みです。

 

スポーツできちんと報酬を得る仕組みは

とても大切で、引退後のキャリア形成に

つながります。

 

スポーツ選手は肉体が資本であるがゆえ、

ほとんどのスポーツにおいて、

会社員の定年よりずっと早い段階で

引退の決断を迫られます。

 

その時に十分な資金があることで、

セカンドキャリアの方向性に

大きな影響を与えるんです。

 

スポーツを夢の視点で語るだけでなく、

ビジネスとしても見ることは

とても大切だと考えます。