シンガポール航空のビジネスクラスと言えば、
世界トップクラスのサービスとも称され、
顧客満足度がとても高いことで知られます。
チェリーも同社の大ファン。
なんでしょうか、サービスがとても心地よく、
そしてお食事のバリエーションがとても幅広く
お味もおいしい。
(チェリーの場合はほぼぶっ通しで睡眠確保
に走るため、最近ではほとんどお食事を
パスしていますが)
ビジネスクラスの座席は日系や欧米の
同クラスよりもゆったりしていて、
快適です。
何より睡眠が大切なチェリーにとって、
ビジネスクラスのフルフラットは
特に7時間以上のフライトでは
本当にありがたい存在。
もしその座席が電動機械の故障でフルフラットにならず、
他の席も満席で代わることが出来なかったら
と考えると、ちょっとへこみます。
ただ、電動でフルフラットにならなくても、
手動でならフルフラットになるとしたら
どうでしょう?
わりとChillな性格のチェリーなら
オッケ~と言って
そのまま寝続けることでしょう。
ところが、他の人ではそうもいかない。
同様の事案により、シンガポール航空は
訴えられることとなりました。
(SIA ordered to pay couple $3,580
over faulty seats on India-S’pore flight、
StraitsTimes)
最初に記事のタイトルだけを読んだ際には顧客に対して
お気の毒と思いましたが、
読み進めると、手動ではフルフラットになること、
サービス係が都度都度席に呼ばれては
手動でお手伝いをしていたこと、
フライトは4時間だったこと、
最終的には航空券代金よりも高い金額を
顧客に支払って終結したと知り、
今度は航空会社が気の毒に。
フライトアテンダントにとっては
さぞ酷な飛行だったことでしょう。
最近歳をとったのか、実感をともない思うのです。
日々、徳を積みながら生きるたいと。
自分のした酷い行いは
最終的に自分に返ってきます。
正当な権利の主張などはあってしかるべき
ですが、理不尽なことはすべきでないでしょうね。