証拠は残す | ミセス・チェリーの毎日。

ミセス・チェリーの毎日。

投資家ミセス・チェリーのメモノート。アメリカ生まれ、東京育ち、現在はシンガポールでセミリタイア。

日本にいる際に行う手続きの中で

すごく苦手だったことがあります。

 

それは、(メガ)銀行での窓口手続き。

 

とにもかくにも面倒。

そして融通は一切効かない。

 

海外に出て、特にシンガポールの銀行

はこんなにもストレスがないのかと

驚き、そして今も驚いています。

 

リテールから、プライベートバンクまで

どこへ行っても楽ちん。

 

その理由の1つとして、コミュニケーション

の円滑さが挙げられます。

 

行員とはWhatsAppというメッセージアプリ

を使って基本的にはコミュニケーションを

取ります。

 

こういったメッセージアプリとメールの

違いは、日常会話をするようにアプリを

使うので、決済取引の記録以外は電話で

話すことがほぼ必要ない点。

 

そしてそれが理由となって、

細かいやり取りまで記録に残すことができます。

 

これがEメールだと、何通もやり取りする

ことが面倒に感じるし、

電話は今の時代なるべく省きたいですよね。

 

ただ、このメッセージアプリの使用が

遅かれ早かれシンガポールで廃止される

可能性が高いです。

 

なぜなら、アメリカでは規制対象となっています。

そしてそれらを取り締まる当局内でも

禁止となりました。

(SEC Targets Its Own Staff’s Texting, 

Nixes WhatsApp on Work Phones、

Bloomberg)

 

今WhatsAppでは24時間経過したメッセージ

は自動的に消すことができる設定が

追加され、取引の証拠が残らないことが

あることも危険視されているため。

 

やり取りの証拠が残らないというのは

一番怠ってはいけないこと。

 

WhatsAppにしろ、Eメールにしろ電話にしろ、

すべて行員とのやり取りは残す、これ基本です。

アプリの利点は、一人の人とのやり取りがすべて

1つの板上に残るので記録が残しやすいこと。

 

浮気やなんかでもそうですが、

やりとりの記録を消す、という発想自体

何かやましいことがある証拠。

 

記録をすべて残すことさえ守っていれば、

WhatsAppでの行員とのコミュニケーション

はとーっても気軽なのでできるだけ長く

シンガポールでも

規制がかからないといいなあ。