人生のボラティリティ | ミセス・チェリーの毎日。

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投資家ミセス・チェリーのメモノート。アメリカ生まれ、東京育ち、現在はシンガポールでセミリタイア。

ボラティリティとは投資の用語で

「価格の変動の度合い」を

表します。

 

人生のボラティリティとは、

良いこと、悪いことを含めた

浮き沈みのこと。

 

どんな人間も幸せの平均値というのは同じだと

いつか聞きました。

そして、そうだろうなと思います。

 

なぜなら、人生のボラティリティの観点からすると、

良いことがあると同じくらい悪いことがあり、

平均としては皆が同じくらいの幸せ量で

着地すると考えらえるから。

 

そして、偉業を成し遂げる人ほど、

人生のボラティリティは大きい、

つまり変動が大きくなります。

 

その代表のような2人が喧嘩してますね。

ChatGPTで一躍名を馳せたサム・アルトマン氏と

イーロン・マスク氏。

 

オープンAIの共同創業者である資産家の

イーロン・マスク氏は2月29日、

同社が創業時の理念である「人類の利益」追求よりも

営利を優先させ契約に違反したとして、

同社とアルトマン氏を提訴しました。

(Elon Musk sues OpenAI and CEO 

Sam Altman over contract breach,

CNBC)

 

もともとは、イーロンマスク氏もOpenAIの

ボードメンバーでした。

しかし、2018年OpenAIをテスラの技術向上のために

買収しようとしたあたりから関係がこじれます。

 

そして拗れたところにマイクロソフトが入り込み

OpenAIを子会社のようにしてしまったので

マスク氏は面白くないのでしょう。

 

そもそも、OpenAIが利益追求のためではなく

人類の利益のために、というコンセプトは

あまりにも正しく、そしてあまりにも

難しい。

 

これ、人類のこれからの課題でしょうね。