このところ、インフルエンザだけでなく、いわゆる“風邪症状”で受診される方がとても増えてきました。

 

 診察では、必要に応じてお薬を処方しますが、中にはすでに薬局で市販薬を購入して服用している方も少なくありません。

 

 そのため、診察の際には「どんな市販薬を飲んでいるか」を必ず確認します。成分が重複していないか、症状に合っているかを判断し、必要があれば処方薬を追加したり、逆に不要な薬を減らしたりします。

 

 ですから、もし皆さんが市販薬を服用した状態で受診される場合は、「お薬の名前がわかるもの」(パッケージ、袋、写真、メモなど)をお持ちいただけると、診療がとてもスムーズになり、安全性も高まります。

 

 今回、代表的な市販の総合感冒薬について、簡単に特徴をまとめてみました。

 

 

 症状によって向き・不向きがありますので、ご自身の状況に合わせて選んでみてくださいね。

 

 なお、この一覧は「特定のお薬をすすめる」目的ではありません。他にも良い薬はたくさんありますので、その点はご承知おきください。