🍿 映画鑑賞とポップコーンの意外な実力
今日は高2の息子と映画鑑賞。「チェンソーマン・レゼ編」です。チェンソーマンは、チェンソーの悪魔の心臓を持つ少年デンジの物語で、銃の悪魔がその心臓を狙ってくるという設定。これだけ説明しても、正直何のことやら…という気もしますが、気になる方はぜひ映画館へ。
主人公のデンジは16歳で、息子と同い年。息子は世界観に入り込んで楽しんでいましたが、私のような“高齢者枠”には、少々ついていくのが大変でした。
さて、映画といえば定番のポップコーン。今回も例にもれず、息子とLサイズをつまみながら鑑賞しました。
見終わった頃にはほぼ完食。ところが意外にお腹がいっぱい。「たかがポップコーン」で満腹とは…と気になり、栄養価を調べてみました。
🍿 映画館ポップコーン Lサイズの栄養価(塩味)
- エネルギー:650 〜 900 kcal
- 脂質:35 〜 55 g
- 炭水化物:70 〜 100 g
- タンパク質:10 〜 15 g
- 食物繊維:10 g前後
- 食塩相当量:2 〜 3 g
味を変えるとどうなるかというと…
バター・バター醤油味(L)
- 800 〜 1100 kcal
- 脂質が特に多い(50 〜 70 g)
キャラメル味(L)
- 900 〜 1200 kcal
- 糖質が多く、映画館フードの中でもトップクラスの高カロリー
🍿 実は優秀? ポップコーンの栄養価
ポップコーンは高カロリーではありますが、意外にも栄養面では優れた点があります。
① 全粒穀物(Whole Grain)
ポップコーンの原料であるコーンは全粒穀物。精製された白米や食パンより、ビタミンB群、マグネシウム、鉄、亜鉛、食物繊維が豊富です。全粒穀物の摂取は心血管疾患リスク低下とも関連するとされています。
② 食物繊維が豊富
Lサイズで約10g。白米1膳(0.5g)、食パン1枚(1.4g)と比べても圧倒的。腸内環境改善や血糖急上昇の抑制に役立ちます。
③ 低GI食品
ポップコーンのGI値は約55。白米(84)や食パン(91)ほど血糖値が上がりません。適量であれば、糖尿病の方やダイエット中でも選びやすい食品です。
④ ポリフェノールが多い
外皮部分にはポリフェノール(抗酸化物質)が多く含まれ、研究ではフルーツやナッツと同程度の抗酸化力があると報告されています。
⑤ グルテンフリー
トウモロコシはグルテンを含まないため、小麦アレルギーの方にも比較的安全です。
🎬 まとめ
映画館のポップコーンはカロリーも塩分も高めですが、**「全粒穀物・食物繊維・低GI・抗酸化物質・グルテンフリー」**という、スナックとは思えない優秀さも持っています。
美味しく楽しみながら、適量を心がければ、意外と悪くない映画のお供なのです。
