何やら長文の感想みたいなものを書いてみました。
最初に書いておきますが、逆転裁判ファンによる補正入りの感想ですので、ご注意ください。
ネタバレを含む部分は白文字です。
■とりあえず買いなのか
結論をさっくり言えば「逆転裁判シリーズが面白かったならプレイしてみてOK」。
今回はシリーズ生みの親である巧氏が関わっていない、ということが気になっている方もいらっしゃると思います。
プレイしての大まかな感想は、「逆転裁判をちゃんと研究したスタッフが頑張って、新たな遊びを付け加えた上で、おなじみのシリーズキャラの愉快な物語を作り出しているな」でした。
細かいツッコミは後で書きますけれども。
特に御剣が主役ということで、1~3をプレイ済みの方には嬉しい、楽しいお祭りゲームになっています。
逆転裁判にはお約束の、妙な事件、妙な登場人物、妙な証拠品、逆転に次ぐ逆転、意外な真相、事件のウラに張られた伏線、人情物語も存分に含まれています。
また、ミニキャラでの演出やロジックモードは上手く出来てるなーと思いました。演出で何度も吹いた。w
盛り上がり部分でのロジックモード連鎖もかっちょいい。
音楽は、あまり目立たない曲もありましたが、全体的に格好良く、御剣をイメージした感じのピアノメイン曲が多かったかな? また、1作目のリメイク曲が幾つかありましたが、それらが懐かしくかつカッチョエエ仕上がりでした。
ストーリー全体のテーマとして、法律に則って行動する検事が、法の限界という壁にぶちあたったらどうするか? というものもあります。法律も何もなくムリヤリな裁判をしてきた狩魔豪の弟子である御剣の葛藤も見物。
1作目の後発売された2、3作目は、主役周りのキャラは変わらないまま、ある意味安心感のある続編が発売されました。
今回の逆転検事はそれに似ているかも知れません。
変わらない部分(キャラ、世界観が同じという安心感)と、変わる部分(ミニキャラの演出、新システム)が、うまいこと合致したなぁと。
探偵・法廷パートに分かれていないのは、常に緊張感があって、これが良いという人と、これじゃ疲れるという人に分かれると思います。長時間プレイしているとだんだん疲れてきますね。w
初心者の方には、逆転裁判蘇る逆転、2、3をプレイした上で逆転検事をプレイしてください! と言いたい。w
逆転検事単体でも楽しめますが、やっぱり今までの御剣怜侍の歴史がわかった上でプレイした方が楽しめると思います。
■巧舟氏じゃないけど‥‥
ご存知の通り、逆転検事のテキストは巧氏によるものではありません。
山﨑Dが最終的に監修した(ニンドリインタビュー)、巧氏以外のスタッフによるものです。
開発インタビューでたびたび、ユーザーの中にある御剣像をそのまま‥‥という話が出ています。つまり既存キャラに関しては新要素を入れずに、あくまでも逆転裁判のフォーマットに則ったゲーム作りを、というのはプレイしていてとても感じました。逆転裁判シリーズのテキストを相当研究されたのだと思います。
それでも「何か違うなー」という部分があった方も多いんじゃないでしょうか。
おそらくそれは巧氏の味というか、「逆転裁判のフォーマット」プラスアルファの、巧氏らしさの部分であるのではないかと思います。
「逆転裁判のフォーマット」の研究をして、それにならった文章、トリック、ネタ、ギャグを書く、の部分までは充分成功していると思います。
でも後もうひとひねりが‥‥という部分は少々ありました。
ただし、巧氏の「良い意味で毒の効いた」部分ってのは、他の人が真似してやっちゃうと批難されかねんのですね。そして本当に真似できる人は多分いない。
だから「逆転裁判のフォーマット」ギリギリに、変わらない安心感でゲームを仕上げたんじゃないかなぁ‥‥とか思ったりしました。
でもこれってファンの良い解釈なんですけれどもね。w
■難易度
逆転裁判シリーズをプレイしてきた人と、そうでない人とではかなり差があるのではないかと思います(ある意味当たり前)。個人的には、今までのシリーズよりは若干易しめかな、って感じ。
例えば尋問(尋問じゃなくて対決だけど、とりあえず尋問にしておきます)は、今までのシリーズに比べると、証言の数が少ないことと、「ゆさぶる→証言追加→追加された証言に何かつきつけ」程度の捻りまでになっていることから、逆転裁判シリーズに比べれば難易度はかなり下がっています。
その他の探偵パート的要素の部分の方が難易度は高いかもしれませんね。
とはいえ、「とりあえず全部調べて、話をする」「その上で進まなくなったらロジックモードを試してみる」というパターンが解ってしまえば、苦労はしません。
調べきった場所に対してはコメントも出ますし、ちょっと強引な謎解きに関しては割とヒントもありますし、親切な部分が多かったなと思います。
逆転裁判をプレイしたことがない方には、このつきつけ強引すぎる‥‥とか、そういうのはあったかもしれませんね。でもそれはいつものことなんでw、シリーズをプレイしてきた人にはまたこのパターンか! みたいなものがあったかも。
多分‥‥ゲームショウの試遊が難しかったって意見が出たから(2ちゃんなどでかなり見かけた)、かなり調整したんじゃないでしょうか。
シリーズファンだと物足りなさを感じる方もいると思います。
■文句がないワケじゃない
上に書いたテキストの件も文句といえば文句になるんでしょうね。
毎度のことですが、トリックに穴というかムチャが多いなと‥‥。
各話の感想でちょろっと書きましたが。
「逆転シリーズは本格ミステリーではありません」って色んな所で言われていますが(スタッフさんたちも発言してますが)、もうちょっと気を付けてくれれば‥‥。
茜の出し方がムリヤリだった気がします。あれでカガク捜査でも入れば彼女を出した意味も増すと思いますが、足跡を発見するだけなら、彼女以外でもストーリーを作れたと思いますし、あんな風に半端に出すくらいなら、もうちょっと役回りを増やしてあげれば良いのになぁと。
バストアップのドット絵が微妙な所もありましたね。多分原画を描いてからドット絵にするのでしょうけど、どうも微妙なのがちらほら。美雲の横顔とか。
一枚絵は気合い入ってるんだけどなぁ。
(話が逸れますが、2作目の岩元氏が初めてメインで絵を描いた時の一枚絵はビミョーなものが多々ありました。それに比べると今回の一枚絵の出来はすんばらすぃーって感じでしたね)
体験版の時点でわかっていましたが、タッチパネルのみで操作するのは少々メンドイ。
ぶっちゃけキャラの移動がタッチパネルだとやりにくい。慣れればどうにかなるかもしれませんが‥‥。
DSの逆転裁判から入ったりとかで、操作はずっとタッチパネルでやっている方もいらっしゃると思うんですよね。そういう方にはちょっとやりにくいんじゃないかなぁ。
キャラの絵を反転して逆向き絵にしていることは前にも突っ込みましたが、美雲が一番左右反転して違和感のあるデザインなんで、登場回数も多いし、彼女くらい反対向きの絵を用意できなかったのかなと。原因は容量なんでしょうが、容量がないのなら演出上で反転させないよう工夫したりとかも出来たんじゃないか。
セーブデータを消す方法が相変わらずBとR同時押しでの起動になっていますが、前このブログで書いた通り、DSiではRを押すとカメラが自動的に立ち上がるので、実行しにくいんですよね。(ソフトを選択して、暗転している間にBとRを押せばOK)
これには気付かなかったんでしょうか。DSi同梱版も出すんだから注意して欲しかった。
後、良い機会だったからセーブ数を増やすとか、システム周りに手を入れて欲しかったなぁ。
■とかいう小難しい話は置いておくとして、面白&萌えポイントでも書くか
2話のオッサンダイブのスローモーに笑った。w
3話冒頭のプロトタイホくんのホラーっぷりに怯えた。w
馬堂さんの格好良さに痺れた。
ダミアンを最後まで疑ってたけどw、良いキャラだった。
ある意味御剣の最大の敵とも言える、オバチャンと矢張の最終話の絡みには何度も笑ったw
イトノコの良い人っぷりに色々救われたのは良かったなぁ。
シーナさんの件には暖炉すりぬけの話が出るまで全く気付かなかった。気付いた時はやられたと思った。
冥がある意味で全然成長してないのにウケた。w
最初に書いておきますが、逆転裁判ファンによる補正入りの感想ですので、ご注意ください。
ネタバレを含む部分は白文字です。
■とりあえず買いなのか
結論をさっくり言えば「逆転裁判シリーズが面白かったならプレイしてみてOK」。
今回はシリーズ生みの親である巧氏が関わっていない、ということが気になっている方もいらっしゃると思います。
プレイしての大まかな感想は、「逆転裁判をちゃんと研究したスタッフが頑張って、新たな遊びを付け加えた上で、おなじみのシリーズキャラの愉快な物語を作り出しているな」でした。
細かいツッコミは後で書きますけれども。
特に御剣が主役ということで、1~3をプレイ済みの方には嬉しい、楽しいお祭りゲームになっています。
逆転裁判にはお約束の、妙な事件、妙な登場人物、妙な証拠品、逆転に次ぐ逆転、意外な真相、事件のウラに張られた伏線、人情物語も存分に含まれています。
また、ミニキャラでの演出やロジックモードは上手く出来てるなーと思いました。演出で何度も吹いた。w
盛り上がり部分でのロジックモード連鎖もかっちょいい。
音楽は、あまり目立たない曲もありましたが、全体的に格好良く、御剣をイメージした感じのピアノメイン曲が多かったかな? また、1作目のリメイク曲が幾つかありましたが、それらが懐かしくかつカッチョエエ仕上がりでした。
ストーリー全体のテーマとして、法律に則って行動する検事が、法の限界という壁にぶちあたったらどうするか? というものもあります。法律も何もなくムリヤリな裁判をしてきた狩魔豪の弟子である御剣の葛藤も見物。
1作目の後発売された2、3作目は、主役周りのキャラは変わらないまま、ある意味安心感のある続編が発売されました。
今回の逆転検事はそれに似ているかも知れません。
変わらない部分(キャラ、世界観が同じという安心感)と、変わる部分(ミニキャラの演出、新システム)が、うまいこと合致したなぁと。
探偵・法廷パートに分かれていないのは、常に緊張感があって、これが良いという人と、これじゃ疲れるという人に分かれると思います。長時間プレイしているとだんだん疲れてきますね。w
初心者の方には、逆転裁判蘇る逆転、2、3をプレイした上で逆転検事をプレイしてください! と言いたい。w
逆転検事単体でも楽しめますが、やっぱり今までの御剣怜侍の歴史がわかった上でプレイした方が楽しめると思います。
■巧舟氏じゃないけど‥‥
ご存知の通り、逆転検事のテキストは巧氏によるものではありません。
山﨑Dが最終的に監修した(ニンドリインタビュー)、巧氏以外のスタッフによるものです。
開発インタビューでたびたび、ユーザーの中にある御剣像をそのまま‥‥という話が出ています。つまり既存キャラに関しては新要素を入れずに、あくまでも逆転裁判のフォーマットに則ったゲーム作りを、というのはプレイしていてとても感じました。逆転裁判シリーズのテキストを相当研究されたのだと思います。
それでも「何か違うなー」という部分があった方も多いんじゃないでしょうか。
おそらくそれは巧氏の味というか、「逆転裁判のフォーマット」プラスアルファの、巧氏らしさの部分であるのではないかと思います。
「逆転裁判のフォーマット」の研究をして、それにならった文章、トリック、ネタ、ギャグを書く、の部分までは充分成功していると思います。
でも後もうひとひねりが‥‥という部分は少々ありました。
ただし、巧氏の「良い意味で毒の効いた」部分ってのは、他の人が真似してやっちゃうと批難されかねんのですね。そして本当に真似できる人は多分いない。
だから「逆転裁判のフォーマット」ギリギリに、変わらない安心感でゲームを仕上げたんじゃないかなぁ‥‥とか思ったりしました。
でもこれってファンの良い解釈なんですけれどもね。w
■難易度
逆転裁判シリーズをプレイしてきた人と、そうでない人とではかなり差があるのではないかと思います(ある意味当たり前)。個人的には、今までのシリーズよりは若干易しめかな、って感じ。
例えば尋問(尋問じゃなくて対決だけど、とりあえず尋問にしておきます)は、今までのシリーズに比べると、証言の数が少ないことと、「ゆさぶる→証言追加→追加された証言に何かつきつけ」程度の捻りまでになっていることから、逆転裁判シリーズに比べれば難易度はかなり下がっています。
その他の探偵パート的要素の部分の方が難易度は高いかもしれませんね。
とはいえ、「とりあえず全部調べて、話をする」「その上で進まなくなったらロジックモードを試してみる」というパターンが解ってしまえば、苦労はしません。
調べきった場所に対してはコメントも出ますし、ちょっと強引な謎解きに関しては割とヒントもありますし、親切な部分が多かったなと思います。
逆転裁判をプレイしたことがない方には、このつきつけ強引すぎる‥‥とか、そういうのはあったかもしれませんね。でもそれはいつものことなんでw、シリーズをプレイしてきた人にはまたこのパターンか! みたいなものがあったかも。
多分‥‥ゲームショウの試遊が難しかったって意見が出たから(2ちゃんなどでかなり見かけた)、かなり調整したんじゃないでしょうか。
シリーズファンだと物足りなさを感じる方もいると思います。
■文句がないワケじゃない
上に書いたテキストの件も文句といえば文句になるんでしょうね。
毎度のことですが、トリックに穴というかムチャが多いなと‥‥。
各話の感想でちょろっと書きましたが。
「逆転シリーズは本格ミステリーではありません」って色んな所で言われていますが(スタッフさんたちも発言してますが)、もうちょっと気を付けてくれれば‥‥。
茜の出し方がムリヤリだった気がします。あれでカガク捜査でも入れば彼女を出した意味も増すと思いますが、足跡を発見するだけなら、彼女以外でもストーリーを作れたと思いますし、あんな風に半端に出すくらいなら、もうちょっと役回りを増やしてあげれば良いのになぁと。
バストアップのドット絵が微妙な所もありましたね。多分原画を描いてからドット絵にするのでしょうけど、どうも微妙なのがちらほら。美雲の横顔とか。
一枚絵は気合い入ってるんだけどなぁ。
(話が逸れますが、2作目の岩元氏が初めてメインで絵を描いた時の一枚絵はビミョーなものが多々ありました。それに比べると今回の一枚絵の出来はすんばらすぃーって感じでしたね)
体験版の時点でわかっていましたが、タッチパネルのみで操作するのは少々メンドイ。
ぶっちゃけキャラの移動がタッチパネルだとやりにくい。慣れればどうにかなるかもしれませんが‥‥。
DSの逆転裁判から入ったりとかで、操作はずっとタッチパネルでやっている方もいらっしゃると思うんですよね。そういう方にはちょっとやりにくいんじゃないかなぁ。
キャラの絵を反転して逆向き絵にしていることは前にも突っ込みましたが、美雲が一番左右反転して違和感のあるデザインなんで、登場回数も多いし、彼女くらい反対向きの絵を用意できなかったのかなと。原因は容量なんでしょうが、容量がないのなら演出上で反転させないよう工夫したりとかも出来たんじゃないか。
セーブデータを消す方法が相変わらずBとR同時押しでの起動になっていますが、前このブログで書いた通り、DSiではRを押すとカメラが自動的に立ち上がるので、実行しにくいんですよね。(ソフトを選択して、暗転している間にBとRを押せばOK)
これには気付かなかったんでしょうか。DSi同梱版も出すんだから注意して欲しかった。
後、良い機会だったからセーブ数を増やすとか、システム周りに手を入れて欲しかったなぁ。
■とかいう小難しい話は置いておくとして、面白&萌えポイントでも書くか
2話のオッサンダイブのスローモーに笑った。w
3話冒頭のプロトタイホくんのホラーっぷりに怯えた。w
馬堂さんの格好良さに痺れた。
ダミアンを最後まで疑ってたけどw、良いキャラだった。
ある意味御剣の最大の敵とも言える、オバチャンと矢張の最終話の絡みには何度も笑ったw
イトノコの良い人っぷりに色々救われたのは良かったなぁ。
シーナさんの件には暖炉すりぬけの話が出るまで全く気付かなかった。気付いた時はやられたと思った。
冥がある意味で全然成長してないのにウケた。w