我が家は特に意味もなく読売新聞を取っているのですが、今日のコラムに何となく逆転裁判っぽいネタがあったので紹介。
実際は今色々問題になっている「やらせ質問 」の話なのですが。


12月14日付・編集手帳
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20061213ig15.htm


 古代ローマの法廷は一種の「競技場」であったという。弁護人は審判員と聴衆を説得すべく、技術の限りを尽くした。その“言論の華”、法廷弁論はやがて堕落する◆不公正な手段が横行したと、国際政治学者の高坂正堯(まさたか)氏が「文明が衰亡するとき」(新潮選書)に書いている。「最たるものはソフォクレイス、すなわち喝采(かっさい)屋が雇われるようになったことであった」と◆金で雇われた「喝采屋」が傍聴席に陣取り、後世の史家が「合唱指揮者」と呼ぶ合図係の指示に従って拍手喝采したらしい。情理を尽くした弁論はもはや無用、法廷から緊張感が失われたのは当然だろう◆
(後略)