スレを見ていると、1スレに1回くらいはスタッフについての質問があるので、Wikiの方にまとめてみました。
http://www13.atwiki.jp/gyakusai/pages/17.html
ただ、スレで言われていることには憶測も混ざっているので、そこらへんは省きましたが。
(そこらへんを書かないと意味がないかもしれないけど)

例えば、稲葉氏がクローバースタジオを設立した経緯は、私たち一般人にはわからない部分が多々あります。
表向きの理由が発表されたとしても、ネガティブな理由は表に出ることはないでしょうし。
ゲームを創るだけなら、カプコンでも出来るはずなのに、クローバースタジオという会社を立ち上げてまで稲葉氏は何をしたいのか?
発想を逆転すれば、カプコンの現状に不満があって、クローバースタジオにスタッフを集めてゲーム創りがしたかったのではないだろうか?
そのへんの複雑なオトナの経緯は、オフィシャルで発表されることはないでしょう。
そうなると、2ちゃんねるのような掲示板が好き勝手に憶測を流しちゃったりするんですね。
逆転裁判スレでも、何故巧氏はクローバーに行かなかったのか、クローバーに移った逆転裁判スタッフと共にクローバーで逆転裁判創ればいいじゃん、という書き込みがありますね。
きっとそのへんにもオトナの事情があるのでしょう。
サラリーマンなら、会社というものは時に色々な都合で理不尽なコトが行われたりするものだ‥‥というあたり、わかりますよね?

もう一方で色々言われているのが、新プロデューサー、松川氏に対する意見のあれこれですね。
以前私もスレに書いた気がするのですが、どうも松川氏はファン目線で逆転裁判を見る比重が高い。

かなりな余談になりますが、蘇る逆転ブログのときの松川氏のコメント。
http://www3.capcom.co.jp/ds_saiban/blog/0809.html
>ぉぉぉ。聞き取れた!(むしろ、感じ取った。コスモだね。コスモ)
これを見たときに、「このヒト、聖闘士聖矢のファンだな」と思った方はどのくらいいたのかな。
聖闘士聖矢といえば、少年ジャンプ黄金期を代表する漫画のひとつですが、同時にキャラ同士のドラマに萌えた腐女子が大量出現したことは‥‥有名なのかな。
松川氏の年齢はわかりませんが、聖闘士聖矢にハマった世代は現在30代くらいのはず。
私の予想でしかありませんが、松川氏が当時聖闘士聖矢にキャーキャー言っていた可能性はなきにしもあらず、です。

おそらく、松川氏はいわゆる腐女子ファンの考え方がわかるヒトなのだろうと思います。
キャラ人気を出すにはどうしたら良いか?
腐女子が喜ぶ関連グッズの出し方は?
そのあたりがアンソロジーコミックだったり、公式ファンブックに二次創作系作家を起用するあたりだったりすると思っているのですが。
スレではそのあたりが敬遠されがちですね。
携帯ゲームソフト板の逆転裁判スレは、ゲームとして、法廷バトルとしての逆転裁判好きが集まっています。
中にはモチロン二次創作好きも腐女子ファンも混ざっているでしょう。
しかし節度ある2ちゃんねらーなら、スレ違いの話題はそれぞれの専用スレに行けばいいことを知っているわけで。
携帯ゲームソフト板のスレは、あくまでゲームとしての逆転裁判を語る場です。
だからこそ、松川氏に対する批判も多く出てしまうのでしょう。

こういう「純粋にゲームとして逆転裁判が好き」なファンと、「キャラゲー的に逆転裁判が好き」なファンの比は、どんなものなのだろう。
もしかすると、後者のファンは、想像以上に多いのではないでしょうか?
松川氏はそう判断して、現在のような広告活動などを行っているのでは?
例えば、ゲームのアンケートはがきを見たら、「キャラゲー的に逆転裁判が好き」が結構多かったとか。
逆転裁判関係のウェブサイトも、そのほとんどがキャラ好きなファンの二次創作系サイトです。
‥‥そうだとすれば、まあ、色々と納得できたりするわけで。

噂では、どう見ても男性ファンが多そうなごついアクションゲーの戦国BASARAですら、キャラ好きの女性ファンが凄いらしいです。
イベントを行ったら女性ファンばっかりだったとか。
http://plusdblog.itmedia.co.jp/games/2006/07/post_4eb7.html
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0607/24/news052.html

キャラが立っているゲームの宿命なのでしょうかね。

別に変な方向を狙わなくてもいい、巧舟の創る面白いゲームがやりたいんだよ!
と、私は思うのですが‥‥どうなのかなあ。