シンジャル虐殺

2014年にイスラム国が、シンジャルでヤジディー教徒らを大虐殺した事件。

ヤジディー教徒はクルド語を話し、ほとんどがイラク北部のシンジャル山周辺に暮らす。

ヤジディー教徒はクルド人の一部において信じられている民族宗教です。

クルド人と言えば美人で有名ですよね。

クルド人自治区の治安部隊「ペシュメルガ」は、クルド人の若い女性の戦闘員もテロ組織「イスラム国」(IS)と戦い続けているよ!

ペシュメルガは、クルド語で「死と対峙(たいじ)する者」を意味し、強力な装備と練度の高さから、戦闘力は一国の軍隊に匹敵するとされる。

兵力は約22万人で、クルド自治区の治安維持を担う。

多くはクルド人難民で総兵力は1万人ともいわれ、10代の少女からベテラン戦士までいる「美しすぎる兵士たち」である。

イスラム国の男たちは「女に殺されたら天国に行けない」と考えているといわれる。すなわち、イスラム国の兵を確実に地獄に送り込むのがこの美人兵士たちなのだ。

クルド独立を目指す戦闘集団として組織され、一時は内戦で分裂。2003年のイラク戦争では米国を支援し、フセイン政権を崩壊に導いた。

ヤジディー教徒は、イスラム教徒でもアラブ民族でもなく、特有の信仰を持つが、イスラム国に異端視されている。

イスラム国は、2014年にシンジャルでヤジディー教徒らを大虐殺し、数万人が避難を余儀なくされた。

数千人の少女や女性が戦利品として連れ去られ、性奴隷とされた。

12世紀以来、シンジャル山脈には、山々を旧約聖書にいう大洪水でノアの方舟が流れ着いた最も高き山であると考えあがめるヤズィド教徒(クルド人)が暮らしていた。

イスラム国によるヤズィド教徒たちの迫害およびシンジャルの虐殺も2014年8月、4万人から5万人と推測されるヤズィド教徒が、イスラム国によるシンジャル市攻撃をうけて、シンジャル山脈に逃げ込んだ。

ヤズィド教徒たちは歴史的に山脈を紛争時の闘争や退避の場として考えてきた。

シンジャル市は8月3日に陥落した。

シンジャル山脈に逃げ込んだヤズィド教徒は、救援隊が呼ぶところのイスラミストによるジェノサイドに、直面する事になった。

イスラミストとは、イスラーム法に基づく国家体制を目指す人々だよ!

水も食料も日陰も医薬品もなく、山中に立ち往生したヤズィド教徒は、米英豪とイラク軍により空中投下されたごくわずかな水と食料に頼らざるを得なかった。

8月10日までに、約3万人のヤズィド教徒が、シリア側にかかっている山地からイラクのクルディスタン側へ抜ける回廊を切り開いたPKK、クルド人民防衛隊 とペシュメルガにより救われた。

だが、300名のヤズィド教徒の女性が奴隷とされた、そして広く恐怖を染み渡らせ、またとりわけヤズィド教徒が神聖と考える山を冒涜する目的で、イスラム国によるヤズィド教徒たちの迫害の一環として、500名のヤズィド教徒の男女と子どもが斬首され、または山麓に生き埋めにされた。

イスラム国の兵士に強姦されたと言われているヤズィド教徒の少女たちはシンジャル山から飛び降りて自殺した。

またイスラム国は、男女を引き離すことによってヤジディー教徒の赤ちゃんが生まれないようにしているほか、子どもたイスラム国ちは家族と隔離してイスラム国戦闘員と共に生活させヤジディー教の信仰や慣習から隔離しているとして、これはジェノサイドの要素だとしている。ヤジディー教徒はクルド人の一部なので、もちろん美人ですからね。

現在も約3200人のヤジディー教徒の女性や子どもたちを主にシリアで拘束し、女性や少女は性奴隷に、少年はイスラム国の思想を吹き込んで戦闘員として訓練しているのです。