阿片戦争(アヘンせんそう)

19世紀前半に清へのアヘン密輸販売で巨利を得ていたイギリスと、アヘンを禁止していた清の間で1840年から2年間にわたり行われた戦争である。

イギリスではお茶が大流行。

さらに茶器も素敵な清と一杯貿易をする事になった。

ところが、イギリスから清に輸出するものが無い。

もしそうなると、イギリスは清にお金を払い続けて貧乏になってしまう。

当時、国際間の支払いは銀で行われており、イギリスに銀の不足が目立ってきました

イギリスは銀を得て貿易の利益を上げたい 普通に貿易したらイギリスが銀を支払うことになる 。

だから第三者としてインド(植民地)をインドがアヘンを清に売る銀を入手インドとイギリスが貿易イギリス銀ゲット!

イギリスは清に「麻薬」であるアヘンを輸出する事で お茶の代金を何とかし、逆に中国からお金をゲットする事に成功。

 清はアヘンが出回って俳人が増加、麻薬の代金として銀がどんどん減っていくわ、 国民は麻薬付けで仕事をしなくなるわで、大変な状態になたため、「これ以上イギリスさんとはお付き合いできません」と貿易をやめようと決意したわけだ。

1839年、貿易を止められると銀が手に入らなくなって困ってしまうイギリスさんは、「は?オレと付き合うのをやめる?馬鹿言うな!」と暴力をふるって清に言う事を聞かせよう、と決意して戦争を吹っかけてきた。

清では林則徐がアヘン取締りを強化しました。

折も折り、イギリス人が酒に酔って中国人を殺害する事件が勃発し、はイギリスに犯人引渡し要求を拒否されたため、対抗してマカオを封鎖したのでした。

翌年になるとイギリスは海軍を派遣し、清海軍を破り、主要な港を占領したため清はイギリスの条件を受け入れ、1842年、戦争は終結しました。

これが「アヘン」戦争でした。