現在の鳥類は恐竜の一部が進化したものとされています。
恐竜の中でも獣脚類(2本足歩行の肉食獣)からとされています。
始祖鳥はジュラ紀に誕生した「古鳥類」で現在の鳥類の直系ではなく、白亜紀末の絶滅で恐竜と共に絶滅しています。
白亜紀には現在の鳥類の直系に当る「真鳥類」が誕生して絶滅期を生き残ったようです。
その鳥類の初期の種類は大型のダチョウのような飛べない鳥で肉食だったらしいです。
「恐竜は今も鳥となって生きているのです。」
既にハーバード大学の研究者たちは、ニワトリに成長をコントロールする遺伝的信号分子を抑圧する特別なタンパク質を用い、くちばしではなく、ワニの鼻を持つニワトリの胚を生成させている。
この方法を用いれば、ニワトリの進化を白亜紀までさかのぼらせることが可能なのだという。
ただし、倫理上の観点から、進化を戻す実験も速める実験も、対象はニワトリの「胚」に限定されており、そういった胚は現時点では、孵化(ふか)させることが禁止されている。
だが、ハーバード大学の研究者たちはそれでも研究を断念しないという。
なぜなら、彼らには「ニワトリから恐竜を生み出す」という壮大な夢があるからだ。
そして、誕生する予定の恐竜を「チキノサウルス」と名付けられているようです。
つまり、ニワトリから恐竜を作ろうと計画が進んでいるのですね。
映画『ジュラシック・パーク』を現実のものも時間の問題かもしれない。
もうすぐ恐竜に会えるかも知れません。
ただ人間は、自らの知恵で自らを滅ぼすのでしょう。
生き物を好奇心で研究するのって怖いよーー。