80才の静態保存機 D51 485に会いに行ってみた | 鉄道模型なまけ日記

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鉄道趣味だけじゃなく、釣りに行ったり、温泉に浸かってみたり、知らない土地に行ってみたりと日々を楽しく過ごしてます。

今日は気温が20℃くらいまで上がり、とても過ごしやすい昼下がり。
買い物ついでの帰宅中、久しぶりに蒸気機関車が見たくなり大瀬町児童公園へ向かうことにしました。
鈍く光る動輪とクロスヘッド付近
その他の動輪、配管も綺麗な状態を保っています
こちらの公園に保存されているのはD51 485号機
子供がよじ登り怪我をしないよう前面にネットが掛けられていますが、素人目に見ても状態がいい機関車だなと思います。

製造後、戦時を生き抜き80年経過しているとは思えない車体、今は無き扇形機関庫のあった南延岡機関区の釜です。
かつてはJR東日本で稼働機となった元宮崎機関区のC61 20と日豊本線で顔を合わせていたかもしれませんね。
キャブ内部を隙間から助士席まわりを、冷たい釜の入口には金網が。朽ちてる感じも無く仕事場としての雰囲気は十分残しています。
このアングルから見る動輪が凄く好きなんですよね。
シリンダーまわり。写真を取り忘れましたが煙突横に謎の四角い板が付いていました。後で調べたら「リンゲルマン煙色濃度計」という燃焼状態を運転台から確認する部品とのこと。
テンダーが夕日を浴びて、いつ動き出してもおかしくないような錯覚をふと感じます。
上場を果たした会社の典型、物言う株主もいる中、今のJR九州は保存機を復活させて走らせるような経営陣でもなさそうですし 笑。
D51の模型が少し欲しくなったところで公園をあとにしましょう。

設置されていた案内看板
機関車がこちらに来てからもかなり時間が経過しています。

そんなこんなで、80年経っても色褪せない鉄道遺産を見ながら写真を撮ってみた、でした。