菅義偉官房長官は4日午前の記者会見で、閣議や閣僚懇談会の議事録を4月1日から作成する考えを明らかにした。公文書管理法や情報公開法などの現行法に基づき、閣議開催から3週間前後をめどに公開する。
菅氏は「閣議の議事録は内閣制度が発足した明治以来作成されなかった。憲政史上初めての取り組みだ」と意義を強調した。
安倍晋三首相は昨年10月の参院本会議で、議事録作成に関し、公文書管理法を改正して対応する意向を示していた。だが、法改正での対応では30年間公開されない場合がある上、法改正自体に時間がかかる。このため、菅氏は「現行法の下で速やかに公表する方が閣議の透明性向上、国民への説明責任の観点で望ましいという結論に至った」と説明した。