恐怖症人格は、大抵、対人や何かにチャレンジをすることなどに対して、執拗な恐れを抱く。
何らかのショックを受けた過去の経験から、それに類似した要素をもつ物事や人間に対して、反射的に恐怖を抱き、それを怖いものだと思い込む。
恐怖症と名のつく症状すべてに共通して言えるのが、実際は、その対象が恐怖に値しないものであることを、本人がすでに意識のどこかで自覚しているということである。
また、怖い、怖いと騒ぐその向う側には、自分は特別だ、私を見てという過剰な自己主張が裏意識として隠されている。恐怖症人格は、自己顕示欲や自意識過剰という要素に加え、依存症もカルマパターンとしてかかえている。
更に、対人恐怖症に関しては、人を見た目や雰囲気でジャッジするその在り方から、この人格がいかに差別的で、偏見に満ちているかということも裏付けている。
この人格に対する時は、凛とした精神で、ニュートラルにクールに接することだ。まず主人格は「あなたは被害者ではないのだよ」ということを、過去の様々な例を挙げて説明し、恐怖症に陥るきっかけとなった出来事を、この人格と一緒に振り返ることだ。
「今のも被害妄想だよね?」「そうじゃないよね、こうでしょ?」といった具合に、ひたすら歪んだ思考回路を正常化するためのリハビリを続けることだ。
カルマパターンとは癖であるため、癖を直すには、とにかく時間をかけて、正常な思考回路を定着させていくしかない。
また、恐怖症を克服するためには、思考のリハビリを続ける傍ら、恐怖の対象となっている人や物事に、あえて立ち向かっていくことが必要となる。