こんばんは!
GR柳田です。
今回はアイチューンに使うワイヤーについてです。
前回T2に移植したワイヤーは真鍮の0.9ミリのもの。
はたして真鍮に変えて輪っかを小さくしただけで終わっていいのか??っと思ったので、もう1歩進んでアイに使う「ワイヤーの素材」、それから「太さ」の二つについてもっと考察してみました!
そうなると金属の性質について知ることから始まるので、手に入りやすく加工が簡単な金属ワイヤー4種について調べてみると↓のようになりました!
(金属名 比重 ブリネル硬さでの硬度の順)
・ステンレス 7.8前後 200~700前後
・銅 8.82 110
・真鍮 8.45 45~70
・アルミ 2.7 20
です!
真鍮とステンレスは合金なので、数値にバラツキがあるので、だいたいこのくらいと思っていただけたらと思います。(インターネット参照)
これを軸に考えると、
硬い順で
・ステンレス
・銅
・真鍮
・アルミ
となり、
軽い順で
・アルミ
・ステンレス
・真鍮
・銅
となりました!
この二つで判断すると、ステンレスがかなりいい成績になっていまね!
なので、第一候補はステンレスに決定!!
それで第二候補は・・・・真鍮!
これは、ハンドメイドのクランクを中心によく使われているからです(笑)
たまに真鍮を使うと金属がたわんでアクションが変化する!との噂を耳にしますが、現実的に考えて金属をたわませるほどの巻き抵抗を生むには、めちゃくちゃな速度で、めちゃくちゃな巻き抵抗を生みだすルアーを使わなければならず、実際に真鍮の0.7ミリを曲げて、アイが変形する数値を測りましたが、6~7キロの荷重をかけなければ曲がりませんでした。金属をたわませるには少なくともこれに近い荷重が必要になるのではないかと思います。(輪っかのサイズで数値変動します。)
なので、あくまで私はこの説は無いのではないか?と判断します。
アイに真鍮が使われる理由には、整形しやすい以外にもまだ何かありそうですね!
後は、摩擦係数なんかもかかわってきますが、今回は考えないことにします。(笑)
候補が確定したところで買ってきたワイヤーが↓です。
左から
真鍮 0.7ミリ ステンレス 0.7 0.55 0.35 ミリです。
ここからはワイヤーの太さについて!
ワイヤーは細ければ細いほどアクション効率が上がるのは言わずもがなですね!
アイとスナップの摩擦が減ればその分アクションしやすくなりますし、スナップとの物理的干渉によってアクションが抑制されるのも軽減されると思われます。
そこでワイヤーを細くするのに考えなければならないのが何と言っても、強度!
細くし過ぎてワイヤーがファイト中に破損すれば元も子もないですし、破損まで行かなくても変形しやすければ、魚を釣った後にいちいち形を直さなければいけなくなるので、非常に使い勝手の悪いものになってしまう・・・
なのでちょうど良いところ、折り合いがつく数値でのワイヤー選びが必要とされますね。
そこで実際にヒ―トンを作って実験してみました!!
イカの重さを測る電子計測器を使って実験です!
それぞれのワイヤーでヒ―トンを作り↓
実験開始!
まずは真鍮0.7ミリから!
これが元の形で、徐々に荷重をかけていくと・・・
7キロ前後で変形。
次にステンレス0.7ミリ
10キロの荷重をかけても変形せず!(計測器が10キロまでしか測れないため)
次にステンレス0.55ミリ!
6キロ半くらいで変形!
最後にステンレス0.35ミリ!
2キロで変形!
おまけでお尻のヒ―トンに使った真鍮0.9ミリ
10キロでも変形せず!
真鍮
0.9=10キロ以上
0.7=7キロ
ステンレス
0.7=10キロ以上
0.55=6キロ半
0.35=2キロ
といった結果になりました!
この結果を元に私の独断と偏見で選んだワイヤーは、真鍮0.7ミリとステンレス0.55ミリ!
この二つでトライです。
一段階細くした真鍮と、同じぐらいの強度で真鍮よりも細いステンレス、これを別々の機体に乗せて実戦投入です!
実際に魚を掛けてファイトしてみないと分からないことは多いので、ここらへんはもう実戦データを集めるしかないですね。
まだ一匹のデータも取れておりませんが・・・
とりあえず今回はワイヤー選びで終了したいと思います。
お付き合いありがとうございました!!
ではでは☆彡