前の記事書いてて、その流れで思い出したこと。
中高ってすごく好きだった人がいたのね。
私に好きだって言ってくれた人生で2番目の人。
ファーストキスはこの人(笑)
紆余曲折ありまくって、高3の時、ようやく晴れて付き合うことになった。
でも大学受験でお互い忙しくなって、学校も違ったしそのまま自然消滅的な…
その彼と、先生のお葬式で久しぶりに再会したんだよね。
他にもたくさん当時のクラスメイトや同級生、先輩後輩、先生方が参列してた。
その中にヒョロッとした彼の姿を見かけた。
葬儀も終わり、全然嬉しくない再会だったけど、クラスメイトみんなでファミレスでお茶。
懐かしい話も山ほどして、暗くなってきたしさぁ帰ろうかと言うときに、後ろからボソッと話しかけられる。
「○○この後時間ある?」
この○○ってのが苗字なのよね。
まだ結婚してなかったけど、苗字で呼ぶのって中学の時の同級生だけだから、それだけで一気に当時に引き戻される。
「うん。」
彼の車に乗ろうとすると「△△(彼)うちらも送ってー!」と他の女の子達も同乗することに。
明らかに私の家の方が近いのに、遠回りしてその子達の家の方から送ろうとするもんだから「○○ちゃんちすぐそこじゃん!いいよ、うちら後で!」やんややんやと言う彼女たち。
「うるせーなー。○○に話があるんだよー。だからおまえたちに先に降りてもらうのー!」と彼。
そういうこと言うタイプじゃなかったのにね。
彼女たちを送り届けて、2人きりの車内。
恋愛感情はもうなかったけど、自然消滅しちゃったことはずっと後悔してたし、当時のこと色々思い出して、少しドキドキ。
「ちょっとだけドライブ付き合って」と彼。
しばらく無言で懐かしい風景の中を走った後
「俺さぁ、○○のことすごい好きだった。」
黙ったまま笑って頷く私。
「私もだよ。なんかもう訳わかんないくらい好きだった(笑)」
なんだか涙が出そうで笑ってごまかした。
「大学生の時彼女もいたし、これから誰かと結婚もするかもしれないけど、あんなに必死で誰かのこと好きになるってもうないなーと思ったんだよな。」
「そんなこと言われたら泣くわ!
私はさ、あんなに大好きだったのに、それを大して伝えもしないまま会えなくなっちゃったことずっと後悔してたよ。
もっと好きだって言えば良かったよ。
でもさ、私からキスしたよね笑」
「あれはびっくりしたなー笑
でも嬉しかった笑」
って笑いながら色んな思い出話をして。
もうすぐ私の家に着く。
「もうなかなか会う機会もないと思ったから、どうしても話したかったんだ。
○○ほんとにありがとう。」
車を止めて、初めて目を見られる。
大好きだった、困ったように笑う目だった。
「私も。ちゃんと話せて嬉しかったよ。
本当に大好きだった。ありがとう。」
「最後に」
彼はそう言って両腕を伸ばして、ギュッと私を胸の中に収めた。
「元気でね。」
余りにも懐かしすぎる腕の中で、そう言うのが精一杯。
でもその時、胸の片隅にずっとあった後悔や彼への想いが、スーッと空に上って行くのが分かった。
本当に大好きだった。ありがとう。
あれから10数年。色々やらかしまくってきたけど、彼とのことは本当に甘酸っぱくて綺麗な思い出。
元気にしてるかなー。
そんな今日も、長女の寝顔を見ながら次女の授乳なう。
中高ってすごく好きだった人がいたのね。
私に好きだって言ってくれた人生で2番目の人。
ファーストキスはこの人(笑)
紆余曲折ありまくって、高3の時、ようやく晴れて付き合うことになった。
でも大学受験でお互い忙しくなって、学校も違ったしそのまま自然消滅的な…
その彼と、先生のお葬式で久しぶりに再会したんだよね。
他にもたくさん当時のクラスメイトや同級生、先輩後輩、先生方が参列してた。
その中にヒョロッとした彼の姿を見かけた。
葬儀も終わり、全然嬉しくない再会だったけど、クラスメイトみんなでファミレスでお茶。
懐かしい話も山ほどして、暗くなってきたしさぁ帰ろうかと言うときに、後ろからボソッと話しかけられる。
「○○この後時間ある?」
この○○ってのが苗字なのよね。
まだ結婚してなかったけど、苗字で呼ぶのって中学の時の同級生だけだから、それだけで一気に当時に引き戻される。
「うん。」
彼の車に乗ろうとすると「△△(彼)うちらも送ってー!」と他の女の子達も同乗することに。
明らかに私の家の方が近いのに、遠回りしてその子達の家の方から送ろうとするもんだから「○○ちゃんちすぐそこじゃん!いいよ、うちら後で!」やんややんやと言う彼女たち。
「うるせーなー。○○に話があるんだよー。だからおまえたちに先に降りてもらうのー!」と彼。
そういうこと言うタイプじゃなかったのにね。
彼女たちを送り届けて、2人きりの車内。
恋愛感情はもうなかったけど、自然消滅しちゃったことはずっと後悔してたし、当時のこと色々思い出して、少しドキドキ。
「ちょっとだけドライブ付き合って」と彼。
しばらく無言で懐かしい風景の中を走った後
「俺さぁ、○○のことすごい好きだった。」
黙ったまま笑って頷く私。
「私もだよ。なんかもう訳わかんないくらい好きだった(笑)」
なんだか涙が出そうで笑ってごまかした。
「大学生の時彼女もいたし、これから誰かと結婚もするかもしれないけど、あんなに必死で誰かのこと好きになるってもうないなーと思ったんだよな。」
「そんなこと言われたら泣くわ!
私はさ、あんなに大好きだったのに、それを大して伝えもしないまま会えなくなっちゃったことずっと後悔してたよ。
もっと好きだって言えば良かったよ。
でもさ、私からキスしたよね笑」
「あれはびっくりしたなー笑
でも嬉しかった笑」
って笑いながら色んな思い出話をして。
もうすぐ私の家に着く。
「もうなかなか会う機会もないと思ったから、どうしても話したかったんだ。
○○ほんとにありがとう。」
車を止めて、初めて目を見られる。
大好きだった、困ったように笑う目だった。
「私も。ちゃんと話せて嬉しかったよ。
本当に大好きだった。ありがとう。」
「最後に」
彼はそう言って両腕を伸ばして、ギュッと私を胸の中に収めた。
「元気でね。」
余りにも懐かしすぎる腕の中で、そう言うのが精一杯。
でもその時、胸の片隅にずっとあった後悔や彼への想いが、スーッと空に上って行くのが分かった。
本当に大好きだった。ありがとう。
あれから10数年。色々やらかしまくってきたけど、彼とのことは本当に甘酸っぱくて綺麗な思い出。
元気にしてるかなー。
そんな今日も、長女の寝顔を見ながら次女の授乳なう。