今日は中学の恩師の誕生日。
中1の時に11月22日で33歳だったから、今でもすごくよく覚えてる。
大好きだった担任の先生。
あの時の先生の年齢越えちゃったんだなぁ。

思春期特有の色んな悩みを抱えてた、中3の夏のある日。
外はもう真っ暗。
昇降口の灯りが眩しかった。
ポロポロ涙をこぼしながら「誰も信じられない。家に帰りたくない。」そう訴える私。
「大丈夫。○○は何も悪くない。だからもう泣くな。」
そう言ってフワッと私のこと抱き寄せた先生。
私の肩に回された先生の腕にギュッと力が入った。
背の高い私より更に背の高かった先生。
「心配するな。」そう言って私の頭に触れた大きな手。
何が起こったかよく分からなかったけど、ガチガチになっていた身体と心がふっとほどけた。
その後、先生が連絡しておいたようで、すぐに母が迎えに来て。

思えばこれが初めて男の人に抱きしめられた記憶だなぁ…と。
今の職業に向いてると思うよ。って最初に言ってくれたのも先生だったなぁ。
あの時の先生の真っ直ぐな肩の線と一瞬腕にこめられた強い力、大きな手のひら。
本当に懐かしく思い出す。

若くして亡くなられて10数年。
先生はずっと私の中で生きています。
ありがとう、先生。
これからもずっと大好きです。