そりゃあ、あるかないかも分からない、目に見えないものに嫉妬もしてしまう。


だけど、彼のズルさも弱さも何もかも全部全部ひっくるめて好きだ、って思う。
やっぱりどうしようもない。
だって、こんなに愛しいんだもん。


『そういう奴』のこと好きなんだもの。
仕方ない。


やっぱりちょっと悲しいけど、求められてるのがあたしの身体だけでも、あたしは愛してるって思う。


疲れたり、寂しくなったらいつでも抱きしめて包んであげるから。


あたしの気持ち、少しずつ変化してるよ。
諦めにも似た成熟?
確実に濃く、広くなってる。


暗くなったり、ネガティブにそう思ってるんじゃないよ。


だって好きなんだもん。