NHK番組 「私たちの戦い」
昨夜(12月30日)テレビのスイッチを入れると放送中だった。
放送時間の半分以上過ぎていたかもしれないが、世界中でコロナと戦う人々の姿を映し出す。
以下思い出すままに....
4月 全米から1万人の医療関係者が、ニューヨークに向かったという。
新型コロナで連日多くの死者を出しているニューヨークで、少しでも助けになるなら...ということだ。
車を運転してニューヨークに向かう黒人看護師。
家族を家に残してニューヨークに来た女性看護師。
レストラン経営者
50人いた従業員も10人になった。
「医療関係者に100個のベーグルを差し入れした。
感謝の連絡が来て涙が出た。」
アート作家
フェイスシールドを作って病院に差し入れをしている。
「いくら作っても間に合わない。
多くの人から応援のメッセージをもらった。」
イタリア オペラ歌手
ロックダウンで外出禁止の中、人々を励ますためにバルコニーで歌を歌う。
しかし連日多くの死者が運ばれていくのを見て歌えなくなったと言う。
ある男性
「コロナが終息する時はスタートラインだ。
コロナ前に戻るのではない。」
ブラジル バイクで食事のデリバリーをしている女性ライダー。
「食事を届けてもみんな私と接触したがらない。」
ブラジル 富裕層が住む高級住宅街の高層マンション。
対岸のスラム街に住む若者。
「ワクチンができても自分たちにはまわってこない。
まわってきても一番最後だ。いつもそうだ。」
アメリカ 黒人看護師
「治療していて気が付いたことがある。
感染者は黒人が多い。
どうしてだろう。」
ブラジル 前出のバイクで食事のデリバリーをしている女性ライダー。
会社から解雇通告を受けた。
「犠牲になるのは私たちだ。」
彼女は自分で会社を立ち上げてやっていく決意をした。
「自分の目標を達成するために絶対負けない。」
冒頭のニューヨークに向かった黒人看護師。
ニューヨークでの活動を終え、次は同じ目的のためにヒューストンに行くと言う。
家族を家に残してニューヨークでの活動に参加した女性看護師。
無事に自宅に帰ることができた。
家族との再会。
夫や10歳くらいと思われる娘とのハグ。
アメリカ 感染者の退院の日。
大勢の医療スタッフが、拍手で見送る。
懸命の治療の甲斐もなく多くの人々が亡くなっていく中で、患者が回復して退院していくことこそ無類の喜びなのだろう。
番組では、新型コロナと向き合っている多くの人々の姿が映し出される。
では自分に何ができるのか?
誤解なきように言っておくが、何かをやったから偉いと言っているのではない。
人それぞれに事情がある。
一般の人間にできることは限られている。
自分に何ができるのか?
そう思うだけでも意味がある。
某はそう思っている。
本日、新型コロナの感染者が4,000人を超えたと発表がありました。
*番組中のエピソードは、思い出しながら記述したものです。
従って正確ではない部分もあります。
再放送があるかもしれません。
機会があったら是非見てください。
私も機会があれば全編見たいと思っています。