数年前、保険の見直しをした時の事
一部保険を解約し、別の商品に乗り換えることにした。
その時解約した保険の返戻金が数十万円。
その当時、Grumpy Old Man を担当していたファイナンシャルプランナー(保険屋さん)殿が甘い言葉をかけてきた。
「返戻金を自分が懇意にしている投資顧問に任せてみませんか」
そう言ってパンフレットを取り出す。
その投資顧問、責任者は一流私大卒業、中国を拠点に活動していて実績も充分という。
Grumpy Old Man 、疑いつつも甘い言葉に乗ってみることに。
それから暫く経ってファイナンシャルプランナー(保険屋さん)殿から連絡があり、投資顧問の責任者が行方不明で連絡が取れないという。
しまった! しくったか!!
その後説明会を開くというので行ってみると100人を超える被害者たちで会場は満杯。
件のファイナンシャルプランナー(保険屋さん)殿は、「自分も被害者」と涼しい顔をしておる。
さて、誤解しないでいただきたいが、この件について誰が悪いなどと言うのが目的ではありませぬ。
問題は、Grumpy Old Man が何故彼につけ込まれてしまったかであります。
それは自分にスキがあり、それが相手に伝わってしまったに違いないということであります。
つまり自分の気持ちの持ちようであり、どのような状況の時でも冷静に本来の自分を見失ってはいかんということであります!!
やばい!
気を付けよう!
ちなみにファイナンシャルプランナー(保険屋さん)殿が、Grumpy Old Man の担当になったのは単に保険代理店の都合でありますが、その後彼はいくつかの保険代理店を転々とした後廃業し、知人の不動産屋を引き継いで経営者になったと連絡がありました。