5月18日 土曜日

730、起きる。

あれー?
目覚ましブッチした。
仕事行かないと。
土曜だから急がなくても良いんだけどね。

朝の儀式済ませる。
今日は朝から暖かいな。
バイクで行こう。

職場について朝食。
それから出勤ログ。
さて。。。
今日もPC叩きますか。

午前中いっぱい、議事録書く。
まったく終わらん。

途中、後輩が来て話し込んだりして。。。

結局お昼までに終わらなかった。

今日は土曜だから午前仕事。
さっさと帰ろ。

帰宅して、お昼ご飯。
即席麺にする。
美味し♪

それから洗濯機回して、家の掃除して。。。
ベランダに洗濯物を干す。
暖かいから夕方までに乾きそうだね。

さて、時間もあるし。。。

昼間っから散歩に行こう。
今日は暖かいから、半袖短パンで行けるな。


ぐるりと裏山コースを歩いて回る。
今日は気温も高く、一気に汗ばむ。
木々の間を抜ける風が頬を冷やす。
気持ち良い。
山頂の広場で休憩。


山が綺麗だな~
だんだん雪も解けて来たな。
夏山のシーズンが来る。
何度も思うけど、今年はテント担いで縦走したいな。

できるかな?

休憩しながら娘にLineしてみる。

『5時半に迎えに行くよ』

「うっす」

『食べたいもの、決まった?』

「悩み中」

うんうん、僕はなんでもいい。
君と夕飯に行けるなら。

しばらく山を眺めたあと、街に降りてぐるりと歩いて帰った。

帰宅して、PC立ち上げて日記を少し書いて。。。
17時、家を出る。

あっちの家に行く。
近づいたところで、娘に連絡。

家の前に車を停める。

すると、お隣さんが声をかけてきた。

「お久しぶりです、元気ですか?」

『お陰様で、元気ですよ(^^)』

「どちらの方に越されたんですか?」

なんて世間話してたら、リヤのドアが開いて娘が乗り込んできた。

『いよう!』

「うっす!」

と振り返ってビックリ。
娘、ずっと髪が長かったのに・・・


ショートになってた。

思わず2度見する。

え?

『髪、どしたん?』

「あー、13年やってたからね。
 長い髪、飽きた。」

そんな理由?

でも、可愛いじゃん。
僕、ショート好きなんだよね。

かわいいかわいい♪
褒めまくる。

さーて、夕飯はどこに行くかね~。
娘はどこでも良いと言うので、結局Cocosに行くことになった。
ファミレスは選択肢が豊富だしね。

食べたいもの頼んで、色々お話する。
娘、予想以上にメッチャ喋る。

『よく考えると、こうして二人で出かけるって・・・
 すっごい久しぶりだよね。』

「うん、小さい時の動物園以来じゃないかな?」

『え・・・?
 覚えてるの?』

「うん、覚えてる。」


なんと・・・
あの二人だけで行った動物園・・・
覚えていてくれてたんだ。
ホントに娘がまだ小さかった。

もう、それだけで泣けそう。

 

 
 

懐かしい写真
2人だけでお出掛けした動物園。
当時キリンが好きだった娘。
お土産屋でこれが欲しいと抱えて離さなかったぬいぐるみ。
買ってあげたらすごく嬉しそうにして歩いてたっけ。
 
懐かしい、良い時代だった。
 


ほんっとに色々話した。
どうでも良い話ばかりだけど。
デザートも食べ終わってからも、席を立つ気配はない。
そのままお話し続けた。
最近の事や、学校の事。
友人の事とか、色んな事。
僕はただウンウンと聞くだけだけど、嬉しい。
娘、高校に行って、大学にも行きたいらしい。
でも、大学を卒業してからは、地元に戻って来たいと。
住んでる街が好きなんだと言う。
程よく田舎で、空と水が綺麗だと。
わかるよ、お父さんもその街が好きだった。

君の名前も、そこからつけた。

そか、いつか帰ってくるのか。


さらに、娘が
「見て見て」
とスマホを出してくる。
描いた絵を見せてくれる。
一段と絵を描くのが上手になっていた。

さらに・・・

もうね、語りたい事が沢山ある。
娘、この間レンジでチンするお菓子を作ったらしい。
カップに入れて膨らむ系。
動画で見せてくれた。

「結構上手にできたんだよ。
 こんどお父さんの家に遊びに行ったら、作ってあげる。」

マジか!
来てくれるんか!

『ホントに?いいよ遊びに来て作ってよ。
 泊って行ってもいんだよ。』

とか思わず言ってしまう。

もうね、何を話しててもかわいい。
しばらく話し込んで・・・

『どうする?
 いついものとこ行く?』

と聞くと

「いくいく!」

と即答。

おっし、行こうか!
Geoに行く。
息子が一緒じゃなくても、こんなに話してくれるし、一緒に遊んでくれる。
嬉し過ぎる。
UFOキャッチャー見て回って。。。
娘が
「これが欲しい」
と言うけど、僕はUFOキャッチャーが得意じゃない。

『お兄ちゃんいないとね~。
 お父さんじゃ取れないよね。』

と100円突っ込んでみる。
一発で取れる。

マジか

娘、大喜びで自分のカバンに仕舞う。

良かった、取れて良かった。。。


そのあと太鼓の達人を叩く娘を眺める。
上手だな~。

さらに、一階の本屋へ。
娘、ここ数年は本を読むことにハマってるらしい。
色んな本を読んでる。
ラノベから、ミステリーから、ホントに色々。

「挿絵が無い本が好きなの。
 自分で場面を想像して、それの絵を描くのが好き」

あー、わかる。
挿絵があると、そのイメージが固定されちゃうよね。
挿絵が無い方が、想像力でシーンをイメージできる。
話し合うじゃん、娘。

娘が一冊の本の前で止まってる。

『どしたん、これ欲しいの?』

「ほしいんだけど、高いの。」

見ると、1300円。
中学生には高価な本だよね。

わかった、買ってあげよう。
こんな事しかしてあげられないから。
娘、凄く嬉しそうな顔をしてレジに本を持って行く。
小さいころから、この笑顔は変わらないね。

さ、家に送るか。

帰り道も、娘と色々話す。
娘曰く、小さい頃の記憶があまり無いと言う。
特に小学生時代の事を良く覚えていないと。

・・・

何も言えなかった。
ごめんね、辛かったよね。
母親の不倫を知らされ、父親を嫌う様に洗脳され・・・
楽しい家であるはずがない。
そうやって忘れて行くことで、自分を守る事しかできなかったのだろう。
それでも、一緒に動物園に行ったことは覚えてると言ってくれる。
泣いてしまいそう。

今、家に居るときはそんなに喋らないと言う。
母親がメチャメチャ喋ってくるから相手してるだけで、自分からはそんなに話さないと言う。

息子の言っていた通りだった。


一つ聞いてみた。

『今でも一緒の部屋でお母さんと寝てるの?』

「ううん、今はどっかで寝てる。
 多分、元おとんの部屋。」

そんなレベルか。。。
でも、やっと離れたか。
娘も少しづつ、洗脳が解け始めて来たかな。

やがて、家に到着。

『あ、ミクおじさんのプレゼント忘れないようにね。
 あと遅くなった誕生日プレゼント、持って行ってね。』

「忘れる訳がない(笑」

『また食事いこうね』

「うん、行く!」

娘は車を降りて行った。
こっちに向かって、笑顔で手を振ってくれる。

満足だ。
軽く死ねる。
ありがとう。

一人、家に戻る。


色々考えてしまう。
娘、もしかしたらあの家にいるのが辛いんじゃないだろうか?
とか。
いや、それは無いか・・・
いつでも遊びに来ていいよ、とは言ったものの。。。
どうなるかな。

でも、少し反省する。
やっぱり、僕が一人で勝手に警戒して。。。
僕の方が娘を避けていたんじゃないのか?
と。
もっと、普通に父親として接してあげれるんじゃないだろうか。

自分に反省点が多すぎる。

でも一つ言えるのは・・・


今日は楽しかった。
たった3時間一緒に過ごしただけでも、凄く楽しかった。

また、誘おう。

帰宅した。

帰宅してシャワーして、PC立ち上げて。。。
日記書いて・・・

良い夜だ、飲もう。
ビール開けて、飲む。

Uさんと、SNSで色々話した。
今日の娘との事。
色んな事を教えてくれる。
なるほどね、そう言う考え方もあるか。。。

特に引っかかったのは・・・
娘がバッツリと髪を切った事。
13年も伸ばし続けたのに。
「刈上げが気持ち良い♪」
とか平気で言う。

今カミングアウトしても、どうでも良い事なんだけど・・・

僕はショートが好きだ。
女性のうなじに、ドキッとする。
だから昔は、キティもそれに合わせてショートにしてくれていた。
でも。。。
とある時からショートは止めて、さらに不倫以降は

「女は髪が長い方がいいのよ」

とか平気で言い出すようになった。
そしてそれを聞き続けていた娘。
娘も髪を切らずにいた。

でも。。。

それをバッツリと切った。
ホントにバッツリ。
それはある意味。。。

キティの呪縛を断ち切ったのかと。
今日ほど娘から色々と話しかけて来た事も、今まで無かった。

そう言う事なのかな。
今後は普通に夕飯に誘ったり、遊びに来ない?って誘ったりしようかな、と思う。
そうして、少しづつ自分のスタンスから変えて行けば。。。

ありがとう、Uさん

最近ちょっと落ちてきてたけど。
なんか頑張れそう。
自分って、単純だな。

お父さん、頑張るよ。


24時ごろ、横になった。

おやすみ、子供達

おやすみ、Uさん