離婚裁判が終わり、離婚届けも提出した。

2021年10月の事。

 

協議離婚で親権は僕で確定した。

これである程度平和に生きて行けると思っていた。

 

しかし。。。

 

元嫁の嫌がらせは増々エスカレートしていった。

車どころか、バイクも傷だらけにされた。

バイクは、わざとコカされて、壁に立てかけてあった。

防犯カメラの映像という証拠も残っていたので、警察を呼んだり。

元嫁はわざとじゃないと言い張った。

 

警察官もバイク乗りらしく、相当元嫁を叱責した。

「わざとじゃないにしても、謝るのが先だろう!」と

それでも元嫁は警察官に食って掛かっていた。

スゲーメンタル

 

ちなに、警察には車もバイクも毎回写真を撮ってもらい、実況見分もして貰っている。

防犯カメラの映像も、全て見せている。

後は被害届を出すだけの状態にしてある。

しかし警察も、

「民事で解決して欲しい」

の一点張り。


 

まぁ、メンドクサイ家と思われていたのだろうな。

何度もお世話になったし。

離婚前は、10人ぐらい家に警官が押し寄せてくることもあったしね。

 

2021年7月

 

第3ラウンド開幕。

あまりに元嫁の嫌がらせが続いたので、それを辞めて欲しいと。

あと権利の施行をする。

調停を申し立てた。

今回は最初から弁護士さんにお願いした。

もちろん、調停の後の事も見据えて。

 

「離婚後紛争調停」

「離婚に関する慰謝料請求と、自動車、バイクに対する賠償請求調停」

「財産分与調停」

 

調停を立ち上げるや否や、元嫁は反調停を申し立てて来た。

 

「年金分割調停」

「親権移譲調停」

 

まぁ、何かすれば必ずやり返しで騒いで色々有耶無耶にしようとする元嫁の性格だから。

ある程度は予測していた。

しかし、取り決めた親権をいきなり覆してくるとは。

 

もう、初回調停から元嫁は自分の主張しかしてこない。

元嫁は最初から慰謝料請求と損害賠償請求に関しては突っぱねてきて、離婚後紛争調停も無視してきた。

 

さらに元嫁は離婚した時の誓約書を持って来た。

前回「2枚」と書いたけど、元嫁は5枚持って来た。

色々と、自分の都合の良い事ばかり書いてある見たことも無い誓約書。
立派に表紙もついていた。

でも僕が署名したのは2枚だけ。

あとの3枚は知らん。

それを調停員にも説明。

後から勝手に書き足してると。

実際に、署名があるのは2枚しかない。

普通考えても、そんな向こうに都合の良い事しか書いてない誓約書に誰が署名するってんだ。

ホント、人格疑うよ。

 

まぁ、年金分割については婚姻関係の責任があるので、僕はあっさり承諾する。

そこは、筋を通す。

だからそっちも筋を通せよって意味だったんだけど、向こうには伝わらなかった。

 

そして元嫁はこっちの申立てには一切応えず、とにかく親権移譲しろとその話ばかり。

調停はまったく進まない。

 

ちなみに調停員は、第1ラウンドで元嫁から立ち上げて来た離婚調停の時と同じお二方だった。

 

この頃、元嫁の嫌がらせはエスカレートする一方。

もう僕は家を出ていきたかった。

だけど、出て行くと親権委譲が通ってしまう。

それを阻止するためには、家を出ていかないと言う選択肢しか無かったけど、調停を進めて行くうちにとある作戦に出ることにした。

 

 

もう、調査官も

「親権移譲はありませんよ」

と元嫁に言ってるのに、いつまでもギャンギャン騒ぐ元嫁。

仕方ないので、それにケリをつけましょうと。

子供達を裁判所に呼び、調査官調査を行った。

そして調査官の報告書が上がった。

「調査の結果、親権移譲するほどでは無い。」

と報告書が上がった。

しかし、それでも納得しない元嫁。

ほんっとに調停も進まない。

調停員もかなり疲弊してきている。

ので、審判にしてもらった。

裁判官の言葉ではっきりと

「親権移譲は無し」

と出て、親権移譲調停は審判と言う結果で終わった。

調査官調査から半年近くたった。

 

それが、ついこの間の2023年6月の事。

ここまで1年近くかかったよ。

 

これで晴れて「審判」と言う形で親権委譲は無いと、裁判官のお墨付きを貰った。

コレに関しても、元嫁は即時抗告(審判結果を不服とし、裁判所に申立てて再審理して貰うこと。家裁を飛ばして高裁に提出する。)してこなかった。

 

ただ、一応これまでに間にも財産分与の話は続けていた。

 

しかし。。。

 

元嫁は子供達の口座から引き抜いたお金(子二人、それぞれ50万ずつぐらい)はどこかに隠したらしい。

「無い」と言い張る。

挙句は「使った」

と言い切った。

 

対してこちらは順調に子供達の積み立てをしているので、資産があるのがバレている。

元嫁の保険会社で入ってるしね。

さらに、通帳を返してもらった際に僕の貯金は一銭も無いという事を知り、それから慌てて始めた財形。

それも寄こせと言ってきた。

超亡者。

 

元嫁の主張は、家はやらない、お金はよこせ。

そんな感じになっていた。

 

2023年5月ごろ、弁護士さんが言う。

「このままだと、家の持ち分として半分と、ドンさんの資産の半分でチャラにされます。むしろ、こちらでさらに支払う額が大きくなる可能性が」

 

調査嘱託をかけても、元嫁の資産は無かった。

現金にして隠されたら、もうわからないしね。

 

その頃から、弁護士さんのある作戦が出てくるようになった。

 

 

少し時を遡って、1月ごろのお話。

 

元嫁の嫌がらせがエスカレートしてくる。

直接車に傷をつけたりする事は無くなった。

何故ならば、防犯カメラの映像を切り取った写真を調停で出したから。

見られてると思ったのだろう。

 

今度は凄い方法で元嫁は攻めてきた。

今までは家の灯油は僕が買ってきてタンクに入れていた。

給湯のボイラーや、暖房器具用のね。

毎回僕が買っていたので、少し放置してみたら。。。

勝手にJAを呼んで配達灯油を入れていた。

それを「親に買って貰った」と言っていた。

だからお前は使うな、と。

仕方なく僕は自分の灯油は自分で別に買って、それを使っていたのに。。。

実はJAに配達してもらった灯油は、僕が契約しているJAのガスの引き落としで買っていた。

2回も。

 

いきなりガス代が月に25000円とか、何事かと思ってJAに聞きに行って発覚した。

月のガス代、大体2500円ぐらいだったのに、それがだんだん増えて行き、5000円を超え、いきなり25000円。

 

光熱費は全部僕の引き落としだったからね。

元嫁はとにかく僕のお金を減らす事を生きがいとし始めたらしい。

 

さらに、電気の高騰はあったものの、1月の料金は20000円越え。

かつては月に5000円ぐらいだったのに。

 

一度、昼間に帰宅してみたら。。。

家中の電気と言う電気がつけっぱなしだった。

 

そして、電力会社のHPを見れば日別、時間別に使用量がわかる。

僕が子供達を連れて実家に帰っている間とかも、何故か家族4人で家に居る時よりも元嫁一人の時の使用量が多かったり。

わざと洗面所の「曇り止め」の電気を入れておいたり。

熱線は電気食うの解ってて、やってるわけだ。

恐らく風呂の乾燥換気扇もつけっぱなしにしたりしていたのだろう。

 

さらには。。。

水道代が20000円を超えた。

これは市役所からの連絡。

「異常に上がってますけど。。。漏水では無いですか?」

と。

確かに、1階のトイレは漏水していた。

パッキン変えれば治る程度。

でも、そこまで増える程ではない。

 

お陰様で、電気、ガス、水道の引き落としが今まで20000円もあればお釣りが来る状態だったのに、6万入れても落ちない状態になった。

困るのは、同じ口座から娘の中学校の学費や子供達の学資保険の積み立てもしてるのに、それが落ちなくなってきた。

 

それでいて、一切光熱費を支払わない元嫁。

やめてくれと言っても、やめなかった。

 

止む無く。。。

 

水道と電気の契約を切った。

自分で契約してくださいと。

 

ガスに関してはガス会社の勘違いで、解約されていなかった。

後に解約したけどね。

どうせ僕は家の台所、一切使わせてもらえないし。

 

元嫁は、この時に警察やら児童相談所やら、あっちこちに電話したらしい。

 

児相は何度か来たけど、訳を話したら帰って行った。

 

結局。。。

 

電気も水道も止まった。

元嫁は息子と娘を連れて実家に帰った。

でも、息子は頑なに

「俺は家に居る。」

と言って、夜は必ず家で寝る生活をつづけた。

家の水は出ないので、トイレも風呂も使えない。

僕は2~3日に一度銭湯や温泉に行く。

トイレは職場で汲んできた水で、流す。

大は、近所の公園の公衆トイレで。

洗濯はコインランドリーで。

って感じ。

 

そんな生活が続いた。

 

でも、電気は流石に使えないのが厳しいので、結局僕が再契約した。

でも水道は。。。

 

義父が契約し、普通に水は使えるようになった。

 

しかし、「家で払ってる水だからお前は使うな」

と言われ、僕のトイレと風呂と洗濯事情はそのまま続くことになった。

 

6月頃のお話ね。

ついこの間。

 

しかし。。。

僕ももう色々諦めている。

 

 

話は戻って・・・

親権移譲が無いと審判で決まった。

これを元に、

「今後親権移譲を今後求めないなら、僕が家を出ます。」

と言う条件を出し、それを以て離婚後紛争調停を終わらせる提案をする。

審判結果のお墨付きを貰って、その条件で堂々と家を出るという事が出来る、唯一の方法だった。

調停が成立すれば、調停調書にそれが記載される。

 

もちろん、それは弁護士さんと決めたんだけどね。

弁護士さんの作戦を遂行するために、あえて調停は間延びにして話し合う回数を減らした。

 

そして、新居を買った。

築27年の中古住宅。

買った理由としてはその方がコストが低いから。

僕の荷物量だと、アパートを借りると月7~8万の出費になる。

でも、その家だと定年まで15年として、銀行から借りると月のローンが4万ちょっとで済むから。

コスト的にそっちの方が得だと考えた。

定年後はどこかに行くならまた売ればいいし。

立地条件が良いので、即売れると思う場所だし。

まぁ、結果買ってよかった。

 

とりあえず、毎日シャワーを浴びれる生活には戻った。

 

そして7月、8月と生活拠点を移していった。

最初は、帰宅前に新居に行き、シャワーを浴びてから家に帰る。

そんな生活。

だけど、リフォームを進めて行くウチにだんだんと環境も良くなり、新居に泊まる日も増えていった。

 

そして9月の長期出張から、向こうの家には帰っていない。

 

でも、9月の調停で元嫁が条件を飲んで、僕が家を出る事が正式に決まった。

正確には、令和6年3月31日を以て、家を出る事が決まった。

そこまでは住民票は移さない。

そしてそれ以降、僕が残した残置物の所有権を放棄することになった。

 

それが先月のお話。

 

 

そして待ちに待った。。。

 

X-Day

 

2023年10月19日

 

離婚から2年が経った。

 

財産分与調停を、取り下げた。

 

離婚日から2年で、財産分与は時効が来る。

正式には「時効」と違って、除斥期間と言う。

だから、継続して調停ないしは裁判をやっていない限り、除斥期間には時効のように「時効停止期間」と言うものが無い。

 

2年きっかりで、その権利が無くなる。

 

今のままの財産分与では、元嫁に僕が支払わなければならない事になるので、不利になる。

だけど調停を取り下げた今、もう財産分与は無い。

 

元嫁に支払う事は、無くなった訳だ。

 

家の権利は・・・

僕が70%、元嫁が30%の持ち分になっている。

 

ここで大事なのは、離婚に関する財産分与では家の持ち分に関係なく半々にするのが日本の法律。

でも、離婚に関する財産分与はもう無い。

という事はどうするかと言うと、これからは「共有財産分割」となる。

これは、完全に持ち分での分割となる。

今、僕が向こうの家に住んでいないので、僕は元嫁に70%分の請求ができる。

 

 

これが、弁護士さんの筋書きだった。

 

つまり。。。

 

僕は元嫁に一銭も払うこと泣く、逆に資産の請求が出来る。

 

 

次回調停は、残った慰謝料請求と損害賠償請求のみ。

 

元嫁が突っぱねているので、次回で不調停になるだろう。

そうすれば、起訴だね。

慰謝料請求、それと自動車とバイクに対する損害賠償請求。

 

ちなみに、離婚に関する財産分与の除斥期間は2年だけど、離婚に関する慰謝料請求の時効は3年。

だから、まだ起訴できる猶予がある。

ちなみに、離婚に関する慰謝料請求は時効である。

除籍期間では無い。時効は3年。

しかし、離婚に関する慰謝料請求はさらに20年の除斥期間が設けられている。

 

例えば。。。

一方的に離婚を配偶者から言い渡され、訳も分からず離婚された。

10年ほど経った頃に、実はその配偶者が不倫をしていて離婚されたと知った。

それを立証できれば、10年経っても離婚に関する慰謝料請求は出来ると言う事。

離婚の理由を知った日から3年の時効が発生すると言う事。

必要なのは証拠だけどね。

これを集めるのが一番苦労すると思うけど。

離婚に至る理由を知った日から3年と言う時効はあるものの、除斥期間は20年ある。

と言う事を知っておくと良いと思う。

 

 

ちなみに今回。。。

元嫁の失敗は、自分から財産分与の調停を申し立てなかった事。

弁護士をつけていれば、除斥期間が過ぎる前に被せて財産分与調停を申し立てるはず、と弁護士さんが言う。

そうすれば、こちらが取り下げても話を継続できるから。

逃げられないようにね。

元嫁は勉強が足りなかったという事だ。

 

 

元嫁は財産分与を行う権利を失い、

後は取られる一方になった。

しかも、やる前から解ってる。

のこりの全部こっちの勝ち戦しかない。

この4年で、元嫁は金の亡者だと解った。

これは僕の復讐心なのだろう、元嫁の一番したくないことをさせる事で、多分僕は一定の制裁を与え、復讐心を納めようとしている。

 

ここからが、反撃開始だ。

 

4年の歳月を経て、自分のしてきた事を噛みしめて後悔してもらう。

 

第4ラウンドは、近い。

 

 

これを読んでいる読者の方。

これだけは覚えておいて欲しい。

 

「法律」は、弱者を守るためにあるものでは無い。

 

知っているものをより強くするのが「法律」である。

「法律」は、守ってくれない。

知らなければ、損をするだけ。

 

だから勉強しなければいけないし、

感情に流されてもいけない。

自分で勉強が出来ない、また足りなければ、法律家を雇い自分を有利にするしかない。

 

法廷で争い、白黒つける。

その為には必要な経費だと思う。

 

弁護士さんは、言う。

もう家も出て自由になった身だし、あんな人間の為にもう精神力を使う必要は無いのでは無いか?と。

4年も戦い続けて、これからまた最長2年。

元嫁が控訴すればさらに長引く。

それをさせたくないと。

僕の精神疲れを気遣ってくれている。

 

僕がもっと出来た人間なら、全てをうやむやにして、そのまま忘れて生きて行く事が出来ただろう。

でも、出来ない。

とことん進めて、きっちり清算してケリをつけたい。

そう、思っている。

だから、もう一回最終ラウンドを戦う決意をした。

この4年で、かなりメンタルを鍛えて貰ったしね。

もう、負ける気がしない。

今後どんなに元嫁がギャンギャン騒いでも、法に従えば吠えても負け犬だ。

 

 

大事な事だから、もう一度言っておきます。

 

 

「法律」は、弱者を守るためにあるものでは無い。

 

 

それを、忘れずに。

 

4年で、学んださ。

これから戦う方、また戦っている方。

自分を有利にするなら、とことん勉強して下さい。

もしくは、一番頼りになる弁護士さんとは上手に付き合って下さい。

裁判で争うと、100%自分の望む結果にはならない。

裁判のニュースで「和解した」と言う言葉は良く聞くけど、

それは和解なんかじゃ無い、お互いに不満を持ちながら妥協しただけだ。

だけど、100%に近づける事はできる。

それが、法律を知ると言う事と、弁護士さんと上手くやり合って連携をとっていくと言う事でクリアできていくと思う。

 

 

 

↑イマココ


以上ざっくりと、まとめでした。

 

 

さぁ、第3ラウンドを閉じて・・・

 

 

第4ラウンドが始まるよ。

 

第4ラウンドが終わる時、僕のこの日記も終焉を迎えるだろう。

毎日毎日、4年も書いた。

そろそろ書くのも疲れて来たよ。

もう、過去を書くんじゃなくて未来を創って生きたい。

 

その為の、清算だよね。

 

お時間のある方、もうしばらく生暖かく見守って下さい。

 

あと、ここまでメッセージ等で色々お話させて頂いた方。

本当にありがとうございます。

4年の間に様々な方とお話させて頂きました。

その全てが、今の糧となっております。

心から、感謝しております。

 

 

 

2023年、10月23日 ドン