8月15日 火曜日

起きると8時近かった。

良く寝た。

今朝も涼しい。
台風が来てるからかな?

でも、ここは山だから。
お盆を過ぎるとガラッと気候が変わる。
もう少しで朝晩は涼しい時期がやってくる。
その、変わり目なのだろう。

起きて着替えて。。。

ん?
家に人の気配がしない。

息子の部屋に行くと、起きてPC叩いてた。

『お?起きてる。一人?』

「おん、妹はおかんに連れられて、大会に行った。夕方戻るって。」

『そっか』

チャーンス

普通にトイレ使って、流し台を掃除したりする。
これは、色々出来るチャンスだ。
荷物も運ぼう。

部屋の中で、とりあえず今使わない山道具。
結構ある。
アルミラックのタワーに収納してるんだけど、それを全部まとめる。
それからアルミラックを解体する。
言葉にすると簡単なんだけど、結構時間かかる。
それを、ドラ猫に全部積み込んだ。
山道具だけでドラ猫満載だよ。
結構収容能力高い車なんだけどな。。。

その時、家の周りをぐるっと確認すると・・・

やられてた。
犬走りの隅っこに、隠すように置いてあった。
僕のCDやらDVDやら、プレステのゲームやら。
外に出されて1週間以上は経ってるな。
捨てられるところだった。
無事回収。
たまに確認しないと、何を勝手に捨てられてるかわからん。
キティのクラビノーバ、勝手に捨ててやるかな。

ま、そんな事はしないけど。

同じところまで落ちたくはない。

人として。
倉庫も見て確認する。
ドラ猫の部品が結構あるな、いずれこれも持ち出そう。
倉庫借りてからだな。

で。。。
向こうの家に運ぶんだけど。。。

これ、一人で全部下ろすの怠いな。

おっし


2階に行く。

カタカタPC叩いて勉強のフリしながらマイクラで遊んでる息子に

『ねぇ、暇してる?
 1時間ぐらい付き合わない?』

と言うと、息子フリーズ。
凄い速さで頭を回転させている。

わかる。

2秒ほどで、息子がニヤーっとこっちを見て笑う。

「えっとね、俺12時に家出て、友達の家に遊びに行くの。」

回転が速くて会話が楽(笑

『そか、送ってあげるからさ。』

「じゃ、お昼用意されてるから先食べるよ。行く。」

僕がガタガタと荷物を持ちだしてるのを解ってたから。
僕が何を頼もうとしたのか、言わなくても理解してくれる。
良い子だ。

息子のお昼にお話しながら付き合う。

で、家を出る時に窓を閉めさせる。
台風で、午後から雨だと言うしね。

それからドラ猫に息子を乗せて、新居へ行く。

到着して。。。

『とりあえず、一度家を見る?』

と聞くと、

「見るー♪」

と言って家の中についてくる息子。

おー

お?

ほー

うんうん

と、色々見て回る息子。

2階、3階と見て回る。

「すっげー良いじゃん!
 川が目の前って、いい!
 涼しいし
 俺、遊びに来るよ!」

と言ってはしゃぐむすこ。
なんだか色々開けて、仏間を広げる。

入り込む。


扉を閉める。

中から叫び声が聞こえる

「うほー!いい!」

扉が開いてこっちを見る息子
 

 

こっち見んなww

「ここ、俺の部屋にする!」

『するなww
 そこ、仏間だぞ。
 仏壇置くところだ。』

「かまわねぇ」

なんだかテンション上げてるな、息子。

という事で、荷物を全部下ろす。
車庫から3階まで一気に運ぶ。
もう、汗だく。

でも、息子のおかげでメッチャ早く降ろせた。
助かった。

居間で転がる息子。

「畳のにおいする~♪
 この家さ、妹絶対気に入るぜ。
 あいつ和室好きだから。」

そうなん?
知らなかった。
ここでハッと思った。
娘、いつも居間に居る理由。

家で唯一の和室だからか。
理解した。

『やばいな、部屋とられる。
 絶対”ここ私の部屋~”とか言って、一室占拠しそう』

「想像できるwww」

ま、そんな感じで息子には概ね好評だった。

ただ息子が聞く。

「この家。。。

 借りたの?買ったの?」

いきなり核心来たな。
でも、息子に嘘はつきたくない。
正直に答える。

『買ったよ。いくらかは言えないけど、借金背負った。。。』

すると息子

「なんだよ、じゃぁやりたい放題じゃん。
 これだけリフォームして、まだできるね!」

そっちか(笑

要らぬ心配してしまった。
息子には再度釘をさしておく。

『まだ、妹には内緒だぞ。おかんにも絶対言っちゃだめだよ。』

「解ってる」

ありがとう、息子。

さて、用事も済んだし。。。
息子に『送るよ』って言うと

「俺さ、来た時に気付いたんだけど。。。
 今日遊びに行く友達の家、ここから歩いて1分なんだよね」

マジか。。。

「ホレ」

と地図を見せてくる。
いや、地図見せなくていい。

直接家見えそうだよ(笑

という事で、しばらく息子は新居でまったりしていた。

さて、僕もお昼食べたいけど。。。
ここには調理器具が無い。

と、思い出した。
山道具持ってきたんだからなんでもできるよね。
荷物からコッヘルだして、コンロでお湯沸かす。
カップラーメンのリフィルがあったので、コッヘルに入れてそのまま煮込む。
箸もある。
山道具、最強だな。
息子もそれを見て言う。

「山道具あると、しばらくサバイバルできるよね。」

うんうん、わかる。
災害時に多分凄く助かると思う。
保存食もあるしね。

という事で僕はお昼を食べる。

息子は畳に転がって、言う。

「涼しいな~、ここ。
 気持ちい」

寝っ転がって扇風機を独り占めする息子。
僕に風が当たらないのだが。
汗だくでカップラすする。
ふと天井近くを見ていた息子。

「あ、エアコンあるじゃん」

『あぁ、壊れてるっぽい。なんだかランプがチカチカして動かないんだよね。』

「リモコンあるじゃん」

『それ、汎用品。
 設定しないといけないんだけど、出来ない』

そう言うとおもむろにリモコンの説明書を手にする息子。
なんだかやってみるっぽい。
やれやれ(笑

で、エアコンのコンセントさして、ランプがチカチカして。。。
一切起動しないエアコン。

息子、説明書を見ながら色々いじる。

「うーん、OFFの状態じゃないと設定できないと書いてある。
 OFFにならないの?」

ならないから困ってるんじゃん。。。
と、おもむろにカバーをあけると、なんかボタンがある。

とりあえず、ボタンがあると押したくなるのが男の子。

ポチ

すると、ランプのチカチカが止まって、”ブーン・・・”
と音がして、エアコンが起動した。

『おぉぉお!!』

「おほ!」

動いたじゃんwww

しばらくすると、冷たい風も出てきた。
リモコンが無いだけで、壊れて無かったんだ。

それからしばらく息子はリモコンと格闘してたけど、結局リモコンの設定は出来なかった。

でも、そのボタンを押すとエアコンは止まる。
とりあえず、動かせることは分かったので、OKという事になった。

もっと暑い時期に知りたかったよ~(笑

そんな感じで、息子と新居で楽しんでいた。

やがて時間になり、

「俺、そろそろ行くね」

と言い、家を出て行った。
息子がテクテク歩いていくのを窓から見ていた。
橋を渡り、角を曲がり。
その辺の家なんだろうな。

さて僕は。。。

一度職場に行こう。
荷物置いて、車を入れ替える。
ドラ猫を置いて、家の車にする。

家の車にガス入れて、それから自宅へ。
元嫁が居ない隙に、荷物をさらに出す。
ずっと放置されていた僕のオーディオセットとか。
居間に置きたかったのに、置かせてもらえなくて二階のホールに放置されていた。
やっと日の目を見る。
それから部屋の荷物もいくつか。
どんどん積み込む。
やっぱり、ミニバンの方が積載能力は高いね。
冬服とかも、ハンガーから出して積む。

結構いっぱいになったところで、再び新居に移動した。

で、荷物降ろして。。。

3階の、前住居者が置いて行ったワードローブが一つあるので、そこに冬服を。。。

って思ったけど、やる事あるわ。
一度横倒しにして、下にフェルトを貼る。
こうしとけば簡単にスライドして動かせるしね。
畳も傷つかない。

それから冬服しまう。

それと、持ってきた山道具。
6畳の間に結構な量で広げられている。
やっぱりこのままは良く無いな。
ラックを組んで収納しよう。
ラックも長い事使ってたので裏の方とかアルミ錆のようになり始めている。
まだ軽いので、拭けば落ちそう。
徹底的に一つずつ水雑巾で拭き上げて、組み上げた。
で、ラックに収納する。
元通り、コンパクトに収まった。

 

 

軽く書いてるけど、2時間ぐらいかかった。
汗だくで。

気が付くと、時間ももう17時。

今日はやる事やったから、もういいかな。
シャワーしよ。

さっぱりして、窓際に来て扇風機にあたる。
座椅子も持ってきたので、座る。
快適♪

息子、帰ったかな?

『まだ帰って無かったら、拾うよ』

とLINEして。。。

寝落ちてしまった。

はっと気が付くと、18時半
やっべ

LINEを見ると、17時半過ぎに

「マジ?来て欲しいかも」

と返事があったままだった。
あちゃー、やってしまった。
息子にLINEする。

『ごめん、寝落ちてた。
 帰った?』

「かえったー」

『ごめんよー』

「大丈夫」

すまん、息子。
それから荷物をまとめて、家に帰る。
途中、スーパーに寄って、夕飯を買う。
幕の内弁当50%引き239円
やすっ

帰宅する。
相変わらず、外灯の電気が煌々とついている。
消す。

それから弁当をレンジでチン。
自室で頂く。
美味し♪

少し荷物が減っただけで、部屋が広く感じるな。。。
ってことは、逆か。
向こうは荷物が入るたびに、狭く感じて行くんだろうな。
ま、仕方ない。

 

部屋で自分の事をしていると、部屋の外から声がする。

娘が

「なんか、無くなってる。。。」

と言っている。

オーディオセット、持って行ったからね。

するとキティが言う

「ドロボーが居るのよ。ドロボーが持って行ってるの。」

とか言ってる。

 

おぅおぅおぅ

言ってくれるじゃないか。
そのオーディオセットは、僕が兄貴に貰ったやつだ。

一階のテレビに取り付けようとしたら、

「そんな邪魔なの要らない」

とか言って、置かせてくれずに。。。

ここに何年も放置されてたんじゃないか。

全然泥棒じゃないし、そもそもその言い方。

ふざけんなよ。

 

ま、でもいい。
その言葉を娘は覚えている。

僕は娘に、

「兄貴に貰ったものだから」

と言えばいい。

キティは自分で自分の首を絞める言葉を放っているだけだ。

ほっとこ。



それからあとは自分の時間。
UさんとSNSでお話したり、マイクラしたり。

のんびりと過ごした。


24時ごろ、横になる


おやすみ、子供達

おやすみ、Uさん