1月30日 月曜日

630、起きる。

今日は目覚めが良いな。
少し布団でファンヒーターが回るのを待つ。

今日は調停か。
どの方向に進むかな。
調査官報告の後、元嫁がどの方向に出てくるか。
まぁ、どの方向に進んでも元嫁の思惑通りには進まないのは解ってるから良いんだけど。
さっさと終わらせて、訴訟に移りたい。

ファンヒーターが回り出し、布団から出る。
顔洗って歯磨き。
着替えて準備。

720に家を出る。

息子、眠そう。
今週遅い日は火曜と水曜だりいけど、
またコロコロ変わるから解らないね。

高校で下ろして、職場へ。

朝食を摂り、それから準備して出勤ログ&朝礼。

さて、業務開始。

なんか、予定を勘違いしてたとこもあったけど、やる事はあるので淡々と終わらせた。
今日は気が気じゃない。

お昼、少し早めに終わらせて、昼食にする。
今日は米を炊いた。
ちょっと作る。
フライパンにオリーブオイルを大さじ1杯
スライスしたにんにくを2粒ほど、炒める。
程よくいい香りがしてきたところで、細切れにしたスパムを焼く。
表面がこんがりしてきた所で、ご飯投入。
軽く塩コショウのみでシンプルに味付け。

もう、香りだけで美味しい。

炒め飯、美味しかった♪

食べてから気付く。
あ、調停なのにニンニク食べちゃった。。。

まぁ、いっか。
ついたてあるし。

それから少しして、13時ちょいに、職場を出発。
午後から休みを取ってある。

時間通りに、裁判所に到着。
書記官室に行き、待機部屋に案内される。

ほどなくして、弁護士さんも現れる。
とりあえず、簡単に打合せ。
今決まっていること、決まってないことが一覧表にまとめてあった。
決まったのは、年金分割だけなんだけどね。

結局、こっちの言い分は一切通らず。
あと不調停になる予定のもの。
結局、こちらの言い分は一切聞き入れていない元嫁。
なんなんだろうな。

一回目、呼ばれる。
まぁ、調査官調査のお話で、結局親権移譲は必要ないねって話になる。

で、そのなかで。。。
子供たちの為に、別居が必要的な事も言ってくる。

元嫁も執拗に言うらしい、僕に出てってもらうなら、親権はそのままでいいと。

ここで、調査官にハッキリ言う。

『元嫁は今までもそうでした。
 不倫しても、離婚したくない、相手と別れるといいながら裏で関係を続け、調停員のお二方はご存知の通りですが、円満調停と言いながら最初から離婚のみを主張。その後、間男との裁判中にも私を陥れようと間男と共謀し、果ては慰謝料請求訴訟を取り下げろと脅してきたり。
離婚裁判も自分の不貞は言わずに、モラハラが酷かったと訴えてきたり、訴訟後も、離婚した方が仲良くなれると言いながらの現状、さらに離婚の条件として親権は私の方にと言いながら、今親権移譲を求めてきています。
 元嫁は、その場をうまくやり過ごすだけの言葉を平気で言う人間です。
 ”家を出て行ってくれれば親権移譲は言わない”
と言いながら、後になって急にまた訴訟を立ち上げられたらたまったもんじゃないですし、多分そうなる事は目に見えています。
そう言う人です。
 この、”私が家を出て行ったら親権移譲を申し立てない”と言う法的な確約は取れないんですか?それが無い限り、私は応じることは出来ません。』

 逆に、確約ができるなら、今の子供達への精神負担を考えるて、自分は家を出る用意がある、という事は伝えた。
調査官が一番そこを気にしていることも、解ってる。

でも、横で弁護士さんは首を振っていた。
解っている、文書に残しても、そんな文書は法的になんの根拠にも無らないから。
誓約書何て、法律の前には意味を成さない。

公正証書も同じくだ。
日本の司法なんて、そんなもんだ。

調停員も、困る。
調査官も、困る。
僕も、困る。

とりあえず、そんな方法があるのかどうか、裁判官に聞いてみる、という調査官の話で、僕らは一旦控室に戻った。

そこで、弁護士さんと色々話す。
まぁ、そんな文書を残しても、家を出て行ってしまったらその文章は意味を成さないよね、と。

でも、ここで正直に弁護士さんに話す。
もう正直、娘の親権は良いんです。
息子は守れることが確定してるんで、それで十分です。
それよりも、自分の精神が安定した生活が欲しい、と。
家を出ることは構わない、と。
その為に、後から娘の親権移譲を求められても、それはそれでかまわないと。

で、そうなると。。。
僕が家を出るとなると、僕の家の持ち分も財産分与に含まれてくる。
慰謝料請求と、車やバイクに対する賠償請求、家の資産の分与。
結構な額だよね?と言う話になる。

払えるのか?

払えないでしょ。

でも。。。

その場合、元嫁は土地を持っている。
差し押さえ出来ますよね~
って話になる。

弁護士さん、

「出来ますね。給料でも資産でも、

 なんでも差し押さえできますね。」
と言う。
 

こえー

ま、そんな感じで話をしていた。

次、呼ばれる。

調停員と、調査官に言われる。

「確約できるものは、無いとの判断でした。
 文書に残しても、法的には無効です。」

そうだよね、知ってる。

ハッキリ言う。
 

『それでは、私は出て行きませんね。
 親権の確保が一番です。その為だけに、これだけの思いをしても4年近く戦ってきました。
 皆様、あの人と話していてわかると思いますが、不条理な人です。』

調査官が焦って言う。
調査官的には、子供たちの精神が一番なので、僕が出て行った方が良いという事を促したい。

「いや、でも今文書に残せば、裁判になっても数年は有効ですよ。
いきなり訴訟になっても、裁判官も状況は解ってますし、簡単には通りませんよ。」

そこで、弁護士さんが突っ込む。

「こちら側ばかり言われてますけど、現状の元嫁さんが家を出ていくのが一番早いんじゃないですか?
 申立人の母が生活を見るために移住すると言ってますし。」

うん、僕もそう思う。
一番平和的解決。
困る人が一番少ないの、それ。

でも、調査官も調停員の二人も、

無理だわー

って顔をする。
飲まれてんじゃん、アレに。

再び、待合室に戻る。

なんか、疲れたな。。。
で、弁護士さんと色々と出て行った時の話をしてると、ひょんなことを聞く。
「私、管理不動産をいくつも持ってるんですよ。
貸しましょうか?」

・・・え?

話を聞くと、様々な事情で不動産を引き取る事があるらしい。
身寄りのない方が亡くなられたときの引受人として引き取ったり、事故物件を引き取ったり、結局は最終は不動産屋に流すらしいけど、今でもそう言う管理物件を数件持ってると。

その中で、僕の条件に合いそうな物件が2件あった。
さすがに、事故物件はちょっと怖くて無理。
そうじゃないのが、ある。

いいな、それ。

話を聞くと、妄想が広がる。
何より、家を離れるという事が具体的になってくる。

物件先の場所とか色々聞いてたら、再び呼ばれる事となった。


3回目。
なんか、財産分与の為の試算表の提出を求められた。
なんで急にそんな話になってんねん。
弁護士さんも、突っ込む。

調査官曰く、

「話が進まない、決めれるとことから決めていきたい。」

でも、僕が出ていくなら家の資産も分与してほしいし。
出て行かないなら家の分与はしないし。
と言う事を言った。

結局、時間切れ。
とりあえず、次回それら書類を出すことになった。

裁判所を出る時、珍しく弁護士さんの方から言ってくる。

「ちょっと、打合せしましょう。
 近日、予定を入れますので空いている日を教えて下さい。」

と。
弁護士さんも、結構頭にきてるな。

職場に戻ってスケジュールを確認すると伝えて、別れた。

疲れた。。。


ほんっとに腐った人。

トラさんに乗り込み、火を入れる。
雪がまた降り出したな。
こんな夜はドラ猫でドライブに出たいけど、
今日はそんな気分になれない。

トラさんを走らせ、職場に戻った。

午後休みを取ってるから、戻らなくても良いんだけど、
少しやる事もあるし。

戻ってすぐ、スケジュールの確認して、弁護士さんには今日のお礼と合わせて送った。


そのあと少し残務処理して、18時ごろ、帰路につく。

途中、ショッピングモールに寄って、弁当買う。
50%引き、ニラレバ弁当。
肉を食べたかった。

帰宅して、レンジでチンして頂く。

うまっ

その後、子供たちの後に風呂。

後は自室。

色々、考える。。。

と、考えていたら部屋のドアが開く。
息子乱入。

「これをさー、明日出さないといけないんだ、どうしよう。」

息子が出した書類

第一希望の大学、第二希望の大学

それを記入する書類。

進路調査だね。
そもそも、どんな大学があるか知ってるの?
って話から始まって、しばらく話をした。
僕の話したことは、全て過去に話したことに繋がるので、
息子は
「あー。。。言われた。」
と言うしかなかった。

とりあえず、大学に行きたいなら、自分が何をしたいのかを考えるべき。
将来、どんな事にかかわりたいのか。
その書類に書かなければならない事は、お父さんが書くものじゃない。
貴方が自分で決めて、書くものだ、と。

小一時間ほど話をして、息子は
「見てみる」
と言って部屋に戻って行った。

そうだよ、誰かから与えられる人生じゃないんだ。
君はまもなく成人する。
自分の意思を作らないといけない歳なんだよ。
母親が、それを教えなかった。

今、学ぶチャンスだね。
そう、思った。

考える事、増えちゃったな。。。


色々、考察するのは明日にしよ。
明日できることは、明日やろう。
明日の自分に任せた。


今日はもう、精神を安定させる。
友人と話、ログインして、アマプラ見て。

なんてしてたら、息子が再び来る。

「絞れない。」

少し考えて、言う。


この子は、やっぱり自分で決められない子だ。
でもだからといって、こっちがレールを敷いてはいけない。
僕が出来ることは、目の前にはこんな道があるよ、と選択肢を増やしてやるだけだ。
あくまで、自分で決めて貰う。
もう子供じゃ無い。
自分で生きるんだし、自分で決めないとね。

『もし貴方が何にも決められないと言うなら、1年浪人したら?
 予備校に通って、情報集めて、生きたい道を選んでから大学に行くのもいい。
 もちろん、こんな田舎で予備校に通っても意味が無い。
 お父さんの実家に行って、勉強しながらバイトして、自分の道を探すのも一つの手だよ。
 街に出た方が視野も広がる。
 社会に出るのが1年遅れても、社会人になればそんなのはほんの誤差にしかならない。
 そうしろとは言わないけど、それも選択肢の一つ。
 少なくとも、周りの子達に比べればそれが容易に出来る環境があると言う事は、武器の一つでもあるんだし。』

「あー。。。」

今急いで決めなくてもいい、と言う逃げ道なんだけどね。
最終、自分で決めて行くと言う自覚を持って欲しいから、そう言った。

息子、ようやく真剣に自分の事考えるようになってきたかな。
ちょっとだけ、顔つきが変わった気がする。

「わかった。」

と言って、部屋を出て行った。
僕はもう、貴方の手引きはしない。
これからの人生、いつまでも誰かが手を引いて歩くわけじゃ無い。
自分で選んで、自分で後悔して、自分で納得する人生だよ。
生きよう。

やっと、父親らしい事が言えた。。。
のかな。

 

息子的には突き放されてる感覚になるのだろうか

わからないけど。


がんばれ。

24時ごろ、横になる。

おやすみ、子供達。