9月29日 水曜日


朝6時に起きる。
そのまま目覚めた。

布団にくるまって、まったりする。
この時期、布団が気持ちよすぎる。
なかなか逃がしてくれない。

結局7時少し前に布団から出て、準備して一階へ。
息子を乗せて、仕事へ行く。

息子、やっぱり眠そう。
ぼーっとしたまま、半分寝てる。
目がヤバい(笑

高校で降ろして、僕は職場へ。

朝食を摂り、準備してから出勤ログ。

本部に行くと、昨日のもう一人のトップに呼び止められ、
話をされる。

「今色々確認中だから、待っててくれ。」

と。
一応、考えてくれてるんだ。
ありがとうございます。

オフィスに戻って、それから通常業務。

お昼は。。。
昨日買ってきたペヤング。
無性に食べたくなった。
あと、冷凍物のハムカツと、唐揚げ。

ハムカツ、ここ大事ね。
それと、家から持ってきたきゅうりの漬物。
満足。

午後からも通常業務。
でも、明日の忌引の件もあり、上司にお願いして少し早上がりさせて貰う事になった
15時半ごろ作業を終わらせ、後かたずけ。
そして16時には職場を出た。

家に帰り、荷物を準備して、息子の部屋へ。

『今夜居ないけど、頼むな。』

「おけ。大丈夫。」

まぁ、大丈夫だろうけど。

一階に行くと、食卓の上にクリアファイルがポンと置かれてた。
Mさんが持って来た、届。

見て見る。
一応、書いてある。
証人に、お義父さんの名前が書いてあり、ハンコが押してあった。
でも。。。

この字はMさんの字だろう。。。

分かりやす。
もしかしたら、

お義父さんやお義母さんには説明してないのかもな。
ちょっと、使ってみるか。。。
あっちの実家にコレ持って、突ってみようかな。
Mさんが一人で書いたと言う証言が取れれば、それはそれで面白い。

さらに、Mさんは自分の署名とハンコは押して居ない。
最後まで抗うか。

あの人がする事は、1ミリも信用できない。
とりあえず、こっちはこっちで処理して行こう。

そのまま荷物に届けを押し込んで、
ドラ猫に荷物、礼服を乗せる。
17時前には、自宅を出発できた。

あとはもう、淡々と走らせるのみ。

でも楽しい。
いつもは家の車で実家を往復する。
家の車は今時の普通のミニバン。
ACCがついて、レーンキープがついていて、燃費が良くて。。。
高速なんかはあぐらかいて走れるぐらい、楽。
だから、くっそつまらない。

それに比べて、このドラ猫の手のかかりよう。
やっぱりコレだよ。

集中して運転してないといけない感じ。
こういう車が、楽しい。
パワーもあるので、走らせるのが楽。

山を越え、高速に乗り、東京を目指す。

数時間も走ると、やがて都心が近づいてくる。
高層ビル群が徐々に大きくなり、ビルの谷を走る。

田舎とは違う、コンクリートの眠らない街。

夜なのに、明るい。

やがて高速はC1内回りへ。

間もなく開けるとはいえ、緊急事態宣言中の深夜の首都高速。
昔にくらべればガラガラ。
タクシーが殆ど居ない。
大型車も少ない。

議事堂クレストジャンプを越えつつトンネルを出る、
谷町JCTあたりの景色は、東京に帰って来たな~と思える。

昔は散々走ってたのにね。

そこから、一ノ瀬JCTを通り、芝公園S字を抜ける。
ターンインでアクセルを入れつつ、

左足でブレーキを軽く入れる。

すっと頭が入り、ドラ猫は素直にラインをトレースする。

イン側のウォールが10㎝以内に寄る。
 

いいよぉ、ドラ猫ぉ・・・
 

とっても素直に走るように仕上がってる。

狙ったラインがトレースできる。
一瞬、浜崎橋JCTからもう一周しようかと思ったけど、辞める。
もう、そう言う歳じゃない。
しかしドラ猫楽しい。
浜崎橋アップダウンコーナーを駆け下りる。
このあたりまではステアリングが細かく動く。
C1を詰まる事無く流れるように走れると、最高に気持ち良い。

今夜は、最高だ。
浜崎橋JCTを抜けると、あとは穏やか。
レイブリを緩やかに駆け上がり、
やがて左手に晴海埠頭や豊洲のビル。
右手には、台場の夜景が視界に入る。

この辺りの景色、昔から好き。
高揚感がある。

懐かしいな。
昔は通勤路だった。下道の方だけど。
東麻布、ロシア大使館の近くが職場だった。

レイブリを下り、有明JCTから湾岸線に入る。

ここはもうひたすらにパワーのみ。
燃料マップをハイパワーモードに切り替え、ギヤを落とす。

流れに乗るまで、アクセルを床まで踏み込む。


瞬間、ドラ猫が吠える。


なんちゃって340馬力が炸裂する。

 

けど・・・


後ろから来ていたポルシェの991型GTSにさっくりやられる。

谷町JCTのあたりから、

少し離れた所を良いペースで追ってきていたのは分かっていた。
吠えるっていうのはあのサウンドだな。

ポルシェのフラットシックスの咆哮は、たまらない。

いつかポルシェ買う。

小学生の頃からの夢。

あっという間に991は見えなくなった。

 

あれに比べれば、ドラ猫なんて可愛いもんだ。
そしてこのひとふ踏みで、

燃料計が少し減ったような気がしてしまう。
やっぱり、大飯食らいのドラ猫だ。

後は走行車線をたらっと流して走った。


しばらく走って、ようやく、実家へ到着。
良いドライブだった。

荷物を下ろして、家へ。
両親が迎えてくれた。
妹も来ている。

それから風呂に入り、カシュっと行く。
んまい♪

久しぶりに、家族で色々話した。

本当は、ここでMさんから返してもらった届けに、
妹に証人として名前を書いてもらう予定だった。


でも。。。
皆で話して居るのに、妹にLINEで聞いてみる。

『父さん母さん話した方が良いかな?離婚するって。』

「話すタイミングは今しか無いよ。」

『届、見せるかなー』

「見せる前にはなしなはれ」

と言う事で、ぽっきりとみんなの話を折って、

父と母に「離婚する」
と切り出した。

まぁ、もう驚かない父と母。
結局、証人には父が名前を書いてくれた。
ありがとう、父さん。

そして、みんなで突っ込む。

「この字、Mさんの字だよね。」

向こうのお義父さんの署名。
誰が見てもそう思う罠w

おもしれー。

ホントに、人に嘘をついて裏をかいて生きてるな。

下らない人。

結局、色々話して、25時頃なのかな?
寝たと思う。


まぁ、こっちに来た目的は、届じゃないし。
ばあちゃんを送らないとな。


おやすみ、子供達。