キャディー室の台所には、
家庭用の3ドアの冷蔵庫が2台あって、
班毎に、どちらの冷蔵庫を使うのか決められていました。
当時、自分の分の氷は家から持って来るルールでしたが、
(夏場のラウンドに持って出る用、自分を冷やす用等)
なにせ家庭用の冷蔵庫、しかも冷凍室が一番上にあるタイプ。
入れていいのは1人2袋まで、と決まっていました。
30人いましたからね・・・![]()
その代わり、冷水器は使い放題でした。
当時まだ今ほど暑くなく、
近所から来るキャディーが多かったからこそ、成立していた事だと思います。
今はたぶん製氷機があるのではないでしょうか![]()
さて、ラウンドにあぶれたキャディーは作業という仕事をします。
マスター室がその日の作業を決めます。
主な作業の一つが、コースの草抜き。
大きな物は、鎌で根こそぎ刈り取りますが、
小さな草は、先が二又になった細い彫刻刀のような道具で、
てこの原理で抜いていました。
皆、1人1本持っていて、使いやすいように曲げていたり、
柄にタコ糸を巻いて太くするなど、カスタマイズしているキャディーもいました。
それ1本で、ティーグラウンドもグリーンもフェアウェイもOK!![]()
辞めるキャディーは新人キャディーに譲り、代々受け継がれているようでした。
あれは何という道具だったんだろう・・・。
今、ホームセンターで探してみても、
大きい物しか無いんですよね・・・
。
雨の日の作業は、
カートのカッパや傘の補修がメインでした。
カートのカッパは、破れた箇所にビニールテープを貼り、
カートに引っ掛ける紐や金具が取れていたら付ける。
傘は小さな穴なら縫い、骨から外れた箇所は縫い付ける。
ちなみに、雨の日に持って出るお客様用のタオル、
(グリップを拭いたりカートの座席を拭いたりする)
持って出ていいのは、ハーフにつき2枚までと決まっていました。
もちろん足りず、各自家から使わないタオルを持って来ていました。
(ターフメート時代は、そんなに使わなかったのでしょうか・・・?)
ボールやクラブを拭くタオルも、小さい物はキャディー室にありましたが、
大き目が好きなキャディーは、自分で用意していました。
お客様用のタオルの件は、割と早い段階で改善されていたように思います。
私は、在籍中に子供を産んだ第1号だったそうです。
(ラウンド中に産んだわけではありませんよ?
)
それまでのキャディーさんは、子育てが一段落も二段落もした方がほとんどで、
産休や育休という前例も無く(想定が無かったとの事)、
当時の総務の社員の方が「あんたも初産じゃけど、わしも初めての事じゃけえな」と言いながら、
一生懸命なんとかしようとして下さいました。
社長室に呼ばれ、
「手続き上一旦切る(退職扱い)けど、いつでも戻って来たらええから」
「辞めた事にはなるけど実際は社員のままじゃから」と、
社長と総務の社員の方から何度も言われた時は、
戻れる場所がある事が心強く、嬉しかったです。
(次は、キャディー業務編です
)
