☆今回の内容はあくまでも帝王切開をした私の経験、考え、気持ちです。何が良くて悪いという話ではなく記録のようなものなので帝王切開に対してマイナスなイメージなことも書きます。なので読んで気分を害される可能性もあるのでご了承下さい☆








二回流産したのがまるで嘘のようにとてつもなく順調に過ごした妊娠期間(一回大慌てした事件あったけどw)
その頃よく見てたのはマンガやブログの出産時の記録。

自然分娩だと疑いもしない私は帝王切開の記録は軽く読み流し陣痛やいきみ逃し、産まれた瞬間の感想等を舐めるように読んでたw

産院でバースプランの提出があって、特に希望はなかったけどカンガルーケアと出産始まったら旦那さんを外に出して欲しいとだけ書いた。
うちらはお互い立ち会い出産希望してなかったのでニコ
ただ痛みに耐えてる姿は絶対に見せたかったwから陣痛中は側にいて欲しいとも書いた。


前駆陣痛もきてて朝方腹痛で目覚めるこもありつつ予定日を2日過ぎて、トイレにいくとドロッとした物と一緒に出血。

おしるしだぁーーー!!とXの紅並みにテンション上がった私はとりあえずお風呂に入りドキドキしながら陣痛を待つ。

待つ。



待つ。



…こない。


まぁおしるしあってもすぐ陣痛くるとは限らないしなぁなんて思ってた翌日、これまたトイレに行くとうっすら破水らしき雰囲気。

産院に電話すると来て下さいとのこと。
日曜日だったので旦那さんちょうど休みで産院にすぐ連れていってもらった。

診察結果、少し破水してるのでそのまま入院。

1日様子を見て陣痛来なければ促進剤入れようということになった。

ついに待ちに待った出産!陣痛!と嬉しくてウキウキ。
カンガルーケアして旦那さんにも抱っこしてもらって、家族にお見舞いきてもらったときも抱っこしてもらわなきゃ!ここお祝い膳、めっちゃ豪華やから楽しみぃぃぃぃラブと思ってた。

破水した当日は陣痛はあまり来ず、そのまま就寝。

翌日。

朝、診察しにきたサバサバ先生に陣痛こないっすわ~とかいったりして和やかなムードのなか朝ごはん後、促進剤を使用することに。



正直、この日の記憶はほぼありません。



仕事を休んでくれた旦那さんが昼前に来た頃には脂汗をかきながら陣痛に耐えてた私。

お腹より腰が痛かった。
どんどん増やされる促進剤。そして増していく痛み。

この世にこんな痛いものがあるのかと思うほど痛かった。

畳の部屋で産むスタイルやったんやけどあまりの痛さに壁に爪を立てようとしたら、すでに先人たちの無数の爪跡w
私もしっかり残して参りましたwww

促進剤は二本ぶっこまれ夜20時頃まで続いた。

腰の内側を釘バットでカーンカーンと打たれるような痛み+腰の骨が収縮するような痛み。
陣痛がおさまると一瞬にして意識が飛び、旦那さんに「息してる?!」と起こされまたすぐに陣痛が襲ってくる。

ちなみに意識飛んでたとき、旦那さんは毎回私が寝たと思ったそうなwwwんなわけあるかいむかっ

肝心の子宮口はというと、多目にみて3センチって。

もう絶望よね。多目にみて???あんなに痛かったのに?一分間隔の陣痛っすよ?産まれるんじゃないの????

しかし悲しいかな促進剤やめると陣痛の間隔が開いてくる。
自分の体では陣痛がしっかりおこせてない。だって3センチだもん。

これ以上は促進出来ないって言われて翌日仕切り直しを宣言される。

もうね、夜中泣いたね。陣痛が怖くて。

この日は陣痛がどれだけ痛いか分かってなかったから早く赤ちゃんに会いたいわラブなんて余裕が最初はあったから良かったけど
もう私の体は陣痛の辛さを分かっている。分かっているからこそ次の日にまたあの痛みに耐えなきゃいけないという恐怖。

しかもまた促進剤使うわけやから徐々に間隔が狭まるとかじゃなく一気に陣痛が始まるのが本当に怖い。


でも赤ちゃんに会いたい。
仕事休んでまでずっと付き添ってくれてる旦那さんに赤ちゃん抱かせてあげたい。

その一心で何とか陣痛の恐怖を押し退けて翌日頑張る決心をした。


ちなみにこの日は上野動物園でパンダの出産でテレビは持ちきりだった。
何回もリピートされるパンダの出産をみて、あんな体に対して赤ちゃん小さいのがめちゃくちゃ羨ましかったw
あれぐらいなら私にもスポーンと産めただろうに…。

続く。