ネクソンが国内サービス中のオンラインFPS(以下,CSO)の続編となる(以下,CSO2)が,G-Star 2012のNEXONブースに出展されており,出展されている。そこで流されているプロモーションムービーを入手したので,ro rmt,まずはご覧いただきたい。 Song Ha Geun氏  韓国では,2012年11月中の第2次クローズドβテスト実施が予定されている本作だが,CSOからどのように変わったのだろうか。今回,企画を担当しているSong Ha Geun氏に話を聞く機会を得たので,こちらも合わせて紹介しよう。  Song氏によれば,大きな特徴となるのは,グラフィックスとコミュニティの強化という2点だそうだ。  まず,グラフィックスは,最新バージョンの「Source Engine」を採用したことで,前作よりもリアルな表現が可能になっているという。とくに注目すべきは影の描画で,キャラクターの位置の変化や光の筋,方向などを計算して影の形が変わるそうだ。Song氏は,グラフィックスは以上にリアルだとアピールした。  コミュニティの強化については,SNSライクな機能をSong氏は挙げた。これは,例えばフレンドがアイテムを入手したり,クラン戦に勝利したりといった情報が容易に手に入る仕組みで,それに対抗意識を燃やして自分もがんばるとか,あるいはそれが会話のきっかけになる,といった使い方が想定されている。ちなみに,韓国ではNEXONのポータルサイトでSNS機能を提供しており,それをCSO2内に導入する形になる。また,また,海外展開に際しては,その国で主流になっているSNSを導入できないかと考えているという。  CSOといえば,カウンターストライク従来のゲームモードだけでなく,オリジナルの「ゾンビモード」がヒットしたタイトルだ。CSO2のゲームモードはどうなるのかという賳枻薙ong氏は,CSO2ではむしろ,シリーズ伝統の爆破モードに力を入れていると答えた。シリーズを通して愛される「Dust2」や「Italy」といったマップを,CSO2のグラフィックスで再構築するといった試みも考えられており,シリーズファンには楽しんでもらえるはずとのこと。  とはいえ,シリーズをやりこんでいるコアなプレイヤーであれば, やを現在も遊んでいたり,最新作であるカウンターストライク:グローバルオフェンシブをプレイしている人も多いはず。  そうしたタイトルに対して,CSO2はどういった位置付けになるのだろうか,ドラゴンクエスト10 RMT。Song氏がポイントとして挙げたのが,初めての人でも楽しめる,取っ付きやすさを重視したということだ。Counter-Strike 1.6を今から始めるのはさすがにハードルが高すぎるし,グローバルオフェンシブにしても,分かっている人向けという感じで,初心者がすんなり入っていくにはやはり難しいとSong氏は述べた。  そこで,プレイヤーの銚磨攻毪坤堡扦蟿儇摛瑳Qまらないカジュアルなゲームモード,例えば透明になったテロリストを音で探し出す「ステルスモード」などを実装する予定だそうである。  そして,もう1つ注力されているのが,キャラクター性だ。プロモーションムービーを見た人は女性スナイパーが登場するシーンで「あれ?」と思ったかもしれない。詳細は教えてもらえなかったものの,アバター面でもこれまでとは違った仕掛けが用意されるとのことである。  最後にSong氏は,CSO2をコアなシリーズファン,そしてカジュアルなゲーマーの両方が楽しめるオンラインFPSにすべく,開発を進めていると語った。今のところ,日本でのサービス日程は決まっていない(そもそも,韓国でもまだCBT段階だ)が,スケジュールが決まればローカライズを進めていくので,日本のプレイヤーも楽しみにしていてほしいと語ってくれた。
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