
夏のまっ最中に秋冬が立ち上がりますので、うかうかしてはいられません。
DMやら電話やらでお知らせが舞い込み「ま、またも召集令状が…!」とガクブルしながらも、ファッション好きとしては巡り来る季節に思いを馳せ、いそいそとワードローブ計画を立て始めるわけであります。嗚呼、至福…。
で、今年とっても欲しかったアイテムのひとつが、レザージャケット。
持っていると言えば持っているのですが、7年程前にshipsで購入したショップオリジナルの硬~い革のもの。どうやっても寝てくれない(故にファンデが付くのが気になる)スタンドカラー、前屈してもおいそれとは曲がってくれない(胃が圧迫される)程の硬さ。
とは言えコーディネート的に便利なアイテムであることは確かで、特に「カラーは黒」「丈は短め」な点が、私には重宝ポイント。ボリュームのあるスカートやワンピースが好みなので、バランス良く決まるのであります。「モノトーンに差し色」好きだし。
んな訳で探しました、レザージャケット。定番だし流行り気味のようだし、深く考えずにダブルのライダースがいいかな、と。
まずは大好きComme des Garçons(特にJUNYAが有力候補)で出てるだろうとアタリを付けて調査に出向くも、あっさり撃沈。「今年はライダース出ないんですよ~でもこれとかかわいいですよあらまあお似合いです~!」とか言って想定外の試着なんかしちゃったりして、危うく買っちゃいそうになりましたよ。ギャルソンのスタッフさんはあぶねえ。うかつに近寄くと殺られる…財布が。
で、仕方なくBeautiful Peopleかsisiiかなーと検索してみると、売り切れすぐるwww
しかもレザージャケットってサイズ感が気になるじゃないですか。ぴちぴち過ぎるとパンクorレスラー風になっちゃうし、オーバーサイズだとえも言われぬダサさ。特にBeautiful Peopleはコワイでしょう。ここはいっちょ足を使って調査だマカロニ!つーことで機を見てセレクトショップにお邪魔してみることに。
そんな時ちょうど打ち合わせが汐留であり、銀座までブラブラ散歩するのが好きな私は、ウィンドーショッピングがてら人力サーチ。が、実際の所は「もう秋だし売り切れちゃってるだろうな~」と諦め風味でいたのです。そしたらありましたよsisiiが!マロニエゲートのnote et silenceに!
堪えきれずに半笑いで、数点試着させて頂きました。ダブルのライダースは1点のみ入ってきてやはりもう売り切れだそうで、残るはシングルのライダースとG1(フライトジャケット)タイプ。ショップスタッフさんによると一番売れてるのはシングルのライダースだそう。が、私に似合ったのはG1タイプだった!周りにいたスタッフさん数名も寄ってきて、「G1だ」「G1ですね」とG1に票を投じていらっさる。
そしてお色は、綺麗なブルーグレイやブラウンもありましたが、選んだのはやっぱ黒。「お客さん、黒!って感じです!」ってどゆこと?!と訝しみながらもやっぱ黒。
革質はしっとりなめらか、やわらか~い上質の牛革100%。着用すればするほど体の形に合わせて絶妙にフィット。しかも自宅で洗濯できるそうですよ。Tシャツに合わせてサラッと、ワンピースに羽織って甘辛に、レースアップブーツと合わせて自衛隊員風にと、秋・冬・春とヘビロテ確実のお品に大満足でした。
お値段¥88,000ほど。ちーん。南無阿弥陀仏。
それにしても、こういう洋服等を「アイテム」と呼ぶのが当然の習わしになってますよね。この語感、「くさりかたびら」とか「ダンビラムーチョ」とかのドラクエアイテムを思い出すのは私だけではないはず。しかし考えてみると、コレが言い得て妙。
年齢ごと・ステータスごとに自分の身の丈に合った・使いこなせるアイテムを手に入れて(モンスターを倒す=仕事で稼いだ自分の金でな)、弱点をカバーしたり長所を伸ばしたりしながら、山を越えダンジョンを抜け、中ボスラスボスを倒し、いつか世界に平和を!(あわよくば王子様を!)と儚い願いを胸に秘め世間の荒波をサバイブしていく現代の女子たちの気分にピッタリではありませんか。
さしずめ、世の男性にウケがいい「バックスリット入りミニスカ」は攻撃力UP、大事なおなかを冷やさない「ばばしゃつ」は防御力UP、胸周囲の散らばったお肉を寄せて上げる「おとなのブラジャー」は新しい魔法を覚えた!ってとこでしょうか。衣装を変えることで職種を変えてみたりね。
そんな訳で、私も現代をサバイブする女子のはしくれとして、アイテムゲットに精を出すわけであります。買い過ぎとか…そんなことは…たぶん…ない…。