スペハリ筐体をモデリングしてみた 02 | GRSのブログ

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スペハリ / プチコンmkII

先ずは下絵となる画像を探しました。
パーパークラフトでいい感じの画像があったのでサクッと起す。

一枚の写真から起こしたので奥行きのバランスが怪しいです。
最近のモデリングツールは恐ろしく簡単に作れるので驚きました。
(インストールして半日でできちゃった)
後で気がついたんですけど参考にした画像は土台が左右逆だった…

作成して思ったんだけど、やたらと横幅が長いんです。
一枚の写真情報ではこれが限界です。
どうしても三面図が入手できないかと探していたら有効なデータを入手できました。

  縦     横 高さ
Outer Dimension 177cm    105cm 179cm
 Base Dimension
 146cm 105cm 
 Weight 280kg  
 Power supply
 700w  

これを元に縮尺を調整します

やはり横方向は長かったので調整を行ったが、Outer Dimensionがオーバーしています。
(赤いフェンスに収まらないのでどこかバランスが狂っているようです)

結局、採寸を行わなくては正確な図面を起こすことができません。
(3Dモデルやペーパークラフト作成レベルなら殆ど問題にならないレベルなんですが…)
 Base Dimensionを元に作成したモデリングのスケールを調整します。


■土台の部分
記載されている寸法はモデリングツールが割り出したサイズです。

を置く場所は本来セパレートパーツです分かり易いように結合しています

作成した当時は底面の構造が判らなかったので想像で書いています
(一番底の四角い部品は存在しないようです)

写真から起こす場合 奥のパーツと高い場所のパーツの歪みが激しいです。
看板は恐ろしく歪んでいます。(異常に縦長)
強制的に横幅を詰めたので計器が若干縦長になっています。

参考資料が少なかったので不明な出っ張りが存在します
この部分のサイドは板が二重構成なのですが飽きてきたので省力してしまいました

後はこのサイズを元に実機の採寸を行いモデリングの精度を上げ作業を行います
(残念ながら近所に実機がないので人任せになりそうです)

板の厚みは19mmで計算しています。
(こんなサイズは現物見ないと絶対に判らな~い)

細かな装飾は採寸してモデリング精度が上がってから作成するので
・操縦桿
・シートベルト
・画面周り
・コインボックス
・シートの頭部分の飾り
・計器類

これらは適当です(雰囲気が)判れば良い程度です)