「ガレキとラジオ」上映会in千歳のブログ -6ページ目

「ガレキとラジオ」上映会in千歳のブログ

南三陸町復興支援ドキュメンタリー「ガレキとラジオ」のチャリティー上映会開催を目指して、北海道千歳市のフツーの一般市民有志が奮闘する日常を紹介するブログ。

ブログ立ち上げから、1週間経ちました。何回か更新しましたが、そもそも何で「ガレキとラジオ」を上映するのかと思う、読者の方もいるのではないかと思います。



何回かに分けて、「ガレキとラジオ」の上映に懸ける私達の思いを、伝え出来ればと思います。



「ガレキとラジオ」は、2013年に公開されたドキュメンタリー映画です。


ホームページ

http://www.311movie.com/



監督は塚原一成さん、梅村太郎さんのお2人。テレビ局でプロデューサーをしていらっしゃる、「映像のプロ」です。ナレーションには俳優の役所広司さんが参加。主題歌は仙台を拠点に活動するモンキーマジックの「トビラ」が使われています。



舞台は宮城県南三陸町です。震災後、このまちに期間限定で被災者に向けて情報を発信する地域FM局「FMみなさん」ができました。映画ではこの「FMみなさん」に密着し、ラジオに関わる方々の姿を追っています。



では出演者はどんな人達か。劇団員、塾講師、トラック運転手、元新聞記者などなど。ラジオを生業としていた人は、誰もいません。みな「ラジオの素人」です。映画ではマイクを前にした慣れないトークや局の運営、行事の企画などに汗を流す皆さんの姿を映し出しています。



暗い内容ではありません。むしろとても明るいんです。でも震災の影を背負っています。出演者はみなさんはが悲しみを抱えながらも、一生懸命に生きています。ラジオに取り組むことで、地域の復興を、人と人とをつなげ、ふるさとのために泣き、笑い、汗を流す姿を切り取っています。



この映画と私達はどうやって出会ったのか。なぜ上映したいと思ったのか。



それは昨年10月にさかのぼります。