今日は🐨たんに付き合って、単館系映画館へいってきました。


彼女は先月、時間潰しで、駅から直結している映画館にて『ギルバート・グレイプ』を見て感激して帰ってきた。それが、12ヶ月のシネマリレー の初回だったので、



スタンプ貯めたくて(12ヶ月ためるとマグカップの全プレがあるらしいw)今月も行くぞ!って言ってたんだが、今月はあの、『一生、女は 愛さない。』のセリフが有名な、アナザーカントリー。

私も未見なので一緒に行っちゃったんですよね。


あのね、1984年公開当時は、腐女子の皆様に有名になったような記憶はあるのですが、今見たら、奥ゆかしくて、まったく際どいシーンなんてないよ。下品な映画では無いんです。セリフも難しいし、なかなか高尚な映画でした。


で。嬉しいことに。現代では大スターになっている、コリン・ファースの若い頃が見られる!それが一番の目玉。かなぁ?


主演のルパート・エベレットも、いまでも業界には居るのです。コリン・ファースほどのスターにはなっていないですが、ジュリア・ロバーツの親友役をやって、90年代後半から人気が再燃したみたい。


実在した国際スパイのモデルが居て、その方、冒頭で車椅子に乗った老人として現れます。その人の回想のお話です。

あとから、特殊メイクだとわかったときの衝撃ったら!!凄いわー。


イギリスのパブリックスクール(貴族階級や王族しか行かないイートン校)の実態を知って、ドン引きなんですけどー…こんな学校に男子だけで寮生活させていたらそりゃーいろんな事が起こっちゃいそうです、女子が居ないんですから、手近なところで済ませたくなるでしょうよ…


寮を仕切る特権階級になれば、そのあとの就職も安泰、外交官になってフランスに行けるぞって、どうして??大学に行く前から、イートン校の最終学年で寮を仕切っているかどうかが出世の別れ目なの?ここをでたら大多数がケンブリッジ大学にいくから、そこでは差はつかないのかー。


イケメンの演技を観に行ったつもりが、いろんな知識がついて、イギリスの上流階級の子息達の生活に思いを馳せることが出来ました。勉強になる映画。


実在したスパイ ガイ・バージェスが主役のモデルで、彼を含む『ケンブリッジの5人組』については こちら


スパイしていたことがバレてほとんどがロシアに亡命しています。王室の人は残れたみたいだけれど…王室の人も混じってたっていうのが凄い。大スキャンダルですよね…。