今回は、第一志望や滑り止めをざっと書き出した 『絶対合格カレンダー』を各自提出してもらい、職員会議みたいなのをやって、一人一人の志望校を これでよいか 確認する作業の回。とても面白かったです!


実学校名を使わせてくれたのが

桜蔭

豊島岡女子

開成

武蔵


までで、あとはアレンジして あの学校かな?とわかるぐらいに変えてありましたね。


・吉祥寺女子(きちじょうじじょし)→吉祥女子(きちじょうじょし)

最近レベルが爆上がりしていて難関校になってしまったんですよねー。


・園学院→國學院久我山 でしょうね、サッカーの強豪校。第一話で出てきたサッカーやらせたいパパのお子様が順調にここを第一志望に。6年生から入塾して伸びたね、偉い!


・海老蔵の娘ちゃんが演じているおかっぱあたまのRクラス女子は、園芸の授業がある学校に行きたいんだが、恵泉でしょうかね。上の女子大はレベルが低めですが附属中は難しそうですね。


・鉄オタのお子さん、すごい成績が伸びていて、書いてきた学校全部A判定!なので上方修正を塾長から提案し、海城(と思われる中学)をチャレンジ校として受けることに。昔から東大にもたくさん入る高校で、今は昔よりすこーしレベルは下がっているのかも知れませんが…ここって鉄道の部活が楽しいのか、知らなかった。


双子の上杉くん、長セリフ頑張ってました!お母様に、開成中学を受けさせて欲しいとお願いするくだり。

この、お子様からちゃんと塾からのプリントを親に持っていって自分の思いを話すところがもう母世代から見ると泣きのポイントだね!もうばーちゃん目線なのかしら我…

荷物をママがチェックしてプリント類見せろーってやってるおうちは多いでしょ?お子様自らが塾や学校で先生から言われたことを理解して親に話しにくる…どんだけしっかりしているんだ上杉くん!

女子はこの年頃ならこのぐらい出来るけど、男子はもっと子供っぽい子がまだたくさんいるのに すごいなー。このようなお子様は中学受験に向いているのかもな、と感じました。

また、ここのお母様は、双子ちゃん一緒にやっていた空手の習い事を、弟は弱いからと辞めさせたり、

一緒に通っていた塾も 兄ちゃんのほうが劣るからと桜花ゼミナールに変更したりと、変わったことしてますね、珍しい。

双子は一緒にいたほうが落ち着くんじゃないかな??


『いつになったら自分のやりたいことができるの?』と、決めつけが凄いママに訴える上杉くん、、可哀想でした。でも志望校として書いて提出したから、親OKを貰えたのかな。


チャレンジが文字通りチャレンジになってる第一志望の子は まるみちゃん & 上杉くん か。しかし、この2人は このまま走らせればいける!と塾長も見ています。問題なのが、


絵に描いたような志望校(3校ともE判定)を書いてきた今川さん!しかし子役のお嬢ちゃんは演技うまい!こんな背丈が先生を抜いていて発育の良い小六女子よくいるよねー。ナチュラルなよい演技だなーと思います。


お母様、娘の学習の中身はまっっったく見ていなくて、ただやってるのを見て、頑張ってると判断する あまり教育熱心ではないのに 見栄重視で 入れたい学校がどこも有名校ばかりなんですね。お子様も 見ても解けない問題の学校に入れと言われて 赤本を丸暗記して答えをただ書いてるだけ、親を安心させたいだけ。これ時間の無駄ですよー。


佐倉先生(井上真央ちゃん)が、併願校を一生懸命考えて、そこの過去問を解いてもらったら、

本人、問題が解けるので嬉しくて やる気が出てきました。併願校にすると決めてくれましたよ。

実際その併願校に進学することになっても このお子様ならそこで伸びていけそうだなーと思います。しっかりしているもん。


放課後の教室で塾長が思いがけない懺悔エピソードを…

中学進学がんばらせたは良いが、入ってから勉強について行けなくて不登校になり、それをきっかけに一家離散になっちゃったケースがあったそうで

『教壇に立つのが怖くなりました…』


また、佐倉先生も、公立中学校教師だったときの苦いエピソードを思い出します。ダンス部の大会と 高校の推薦入試の日程が被ったため、生徒の気持ちを無視して 推薦入試を受けさせたが、まじめに試験に取り組まず、回答用紙に先生への悪口を書き殴った生徒は不合格に!(推薦で不合格とかほとんど無いよねー)


生徒自身にその学校に行きたい意思がなければ意味がないんですね。ここ、名言でしたね。


うちは、親の希望を押し付けていないかな?とゆー反省が各家庭で必要ですね。私の知る限りだと、地域の中学にはどうしても行きたくないだとか、お子さんのほうから言い出してるようなケースが結構ありますよ。親の転勤などで小学校を途中で転校していると友人が昔から繋がっていなくて クラスメートとの付き合いが希薄なお子さんとか

または、身体がちいさめ男子で、中学でヤンキーに虐められるのが怖いからヤンキー皆無の学校に行きたいだとか

なにかモチベーションが子供本人に無いとね。親子で日頃から話し合っているのが理想ですよね。


絵に描いた餅のような学校群に入ってその子が幸せならよいが、入ってから猛烈に勉強する校風が合わないだとかいろんなケースがありそうなので、挫折しないよう 学校の方針 特色 保護者会も含めた雰囲気を知っておく のは大切なのかなーと思います。

伝統校だと親が卒業生ばかりで、親が馴染めないとか聞いたことありますよ!どんだけー…とは思ったけれどww


来週はみんなどこかには桜咲く、という最終回になるんじゃないかな。予告にも写真が出ている、塾長が門のところまで見送りにいっている開成中学をうける2人、どうなるのか楽しみですね。


ところで8回放送を見て(私のように)開成中学・高校の 特待生制度に 興味を持った方が巷に多かったらしく、学校HPをみて研究したかたのブログを読みに行きましたら、すごくいろんなことがわかった!


所得の少ないご家庭用。基準をみるとほぼシングルマザー用に近いです。まず個別相談に出席して事前申請して、抽選で10名を選び、受験前に抽選結果を教えてもらえる。10名の中に選ばれた生徒が、合格すれば特待生になれる! しかも 次年度に進級ができれば次年度も特待生。太っ腹!!開成学園さすがですねー。


開成会道灌山奨学金


これを読んで気付いたのですが、

都民であれば、ですが、

都内の私立高校は、都からの援助があるから、授業料の負担は実質なかったですね!ですので、まともに奨学金を必要とするのは中学3年間だけでしょうか。

他の県から通う場合は6年間支給を受けられますね。


これぐらいの年収だと恐らく塾代のお支払いが難しい。つまり塾なしで自宅学習で入試できそうな秀才向けなのかなーと思いました。優秀なお子様(男子)は覚えておくと良さそうです。まじで文武両道で自由な学校みたいですよね。西日暮里の駅前にあります。天文台が敷地内にあるのが見えてビックリしますよ。『道灌山(どうかんやま)』はここらへんの地名なのです。大通りに"道灌山下交差点"があります。


道灌山の由来


道路web


所在地は荒川区の端っこ。北区・文京区とすぐ隣り合っていて、周辺写真をみると、わりとごみごみした界隈にある学校。しかし地図を拡大の逆にズームアウト(俯瞰)してみると、東京大学本郷キャンパス(文京区)まで 直線距離は近いのかな…


狭い校庭で効率よく練習している野球部を題材にした本もあります、なぜか共学高・若い先生が顧問の設定に変えてドラマ化されたのは残念でしたが…




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