時間潰しに映画を1本見てきましたが、


これねー…ヘンテコリンな映画!!


まずは…見て!!としか言えないかな。

ジュリエット・ビノシュが見たかっただけなんだけど、共演者もフランス映画界ではかなり有名人ばかりのようですよ。


しかしこっちはそんなことは知らず、先入観なしで見たもので、


キャラが不思議でしたね。例えば、お料理の先生である、義理の妹は、善良なキャラなのか悪キャラなのかが、まーーったく、見かけからはわからず。

めっちゃ奇妙なんですよ。



メガホンを取ったのは女流監督。右2人は役者さん(主演のビノシュとシスター役)ですが、左側にバスの中にいるのが監督のマルタン・プロヴォです。


監督の、この作品への想い入れがパンフに記載されていて、




なんだかね、前半部分、


今でもこんなまんまの家庭、日本にはありませんかー??



この、「良き妻の鉄則」旧のほうが酷すぎて呆れる!特に、"その7"って何ですか?💢




 物語は、1968年が舞台です。この年からまる2年で、フランス全土にたくさんあった"花嫁学校"は、ひとつも無くなった、と監督の言葉に書いてありましたね。


日本の女性はなにをしているんだろう?と思いますよ。60年代はフランスとそう変わらなかったが、いまじゃーかなり水を開けられています。


と、堅苦しいことは置いといて…


これはドタバタコメディ映画です!中盤、ビノシュはポルシェを運転して銀行に行きますが、資産運用担当者がムダにイケメンだなーと思ったら…笑

彼はこの作品でセザール賞の助演男優賞にノミネートされたそうです。まさに「怪演」しています笑。


クスクス笑えるコメディですが、子連れではとても観に行けません!!"マダムがこっそりと"見に行ってくださいな。


若い子達も素晴らしかった。はじめは雰囲気がバラバラだった寄宿生活の生徒達が みなそれぞれキャラが立ってきて 素晴らしく成長します、というか成長する役柄です。

彼女たちって高卒(といっても17歳ぐらい)で2年間花嫁学校へ通って20歳ぐらいですぐに誰かと結婚させられていたんですね、いまの世の中からすると信じられない、おそろしいことですが…


アメリカ映画ばかり見ているとこの"ぶっとび加減"についていけず、ちょい風変わりな映画ではありますが、わたし自身も女性なもので、なかなか沢山のことを考えさせられました。


単館系映画館にて5月28日に公開されたばかりで、終演日未定です、終わっちゃわないうちに是非。女子何人かで見に行ってみるのも良いかも知れませんね。