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映画配給会社は「恋愛映画」として宣伝したいのでしょうが、そーゆー映画じゃないと思います。確かに2人のベロニカは出てはきますが。
1930年代のハリウッド映画界と、ニューヨークのナイトクラブ。第二次大戦が始まる前の、古き良き時代にタイムスリップして、どっぷり浸れます。
この映画の言いたいことっていうのは、「人生の愛しさ」みたいなものですかね。さらさら流れていく時間を淡々と描いていますが、これが人生というものなんだなぁ、という…。
主演の男性はハンサムとは言えませんがとてもキュートです。映画「ソーシャルネットワーク」でfacebookを立ち上げたマーク・ザッカーバーグ役を演じた俳優さんですね。ソーシャルネットワークを見ていないので、先入観無しで見られました。
面白かった!!
ウッディ・アレン 監督・脚本 作品で、昨年のカンヌ映画祭で好評だったらしい。
典型的な、東部の、ユダヤ人家庭が描かれているのかな。作者自身の身の回りの人が多少モデルになっている?
クスクス笑える場面もたくさんありますよー。このノリ好きです。
笑いの元の一つが主人公の兄ですが…
最近娘が学校から持ち帰った、教育委員会からのチラシで、「彼らは全てを暴力で解決しようとする危険な考えの人達です」と書かれていましたが、確かに…主人公の兄達もそーゆー輩で…大まかにいうと「面倒くさがり」で、思考が短絡的。
こんな怖いものも日常の一つとしてさりげなく描かれているという事がなんとも可笑しかったです。
昨日封切りだったようで、客席はほぼ満席でしたよ。
セリフもト書き(ナレーション)も盛りだくさんで、難しい単語は無いため、英語聞き取り練習にも良いです。