先週、アニメ「プリキュア」を子供たちと一緒に見ていて・・
(このアニメ、悪者の『語彙が貧弱で』・・・いつもいつも、悪者は「ざけんなーーー!」って叫ぶのよ。プリキュアの二人組みにやられちゃって死んじゃうときも「ざけんなーーーー!」っていうのが、最後の言葉なの・笑。そして、この手のアニメのお約束だけれど、変身したり、技をくりだすときの、『きめのポーズ』をやる時間が長すぎよね!あんなに時間かけていたら、攻撃されちゃうと思うんだけど、悪者もおめでたく、ちゃんと待っているのよね)
そのあとの「題名のない音楽会(出光がスポンサーなので、『まいどカード』のCMで無数に居る『菅野ちゃん』をなんども見せられる)を見ていたら、今年は、5年に一度しかない「ショパンコンクール」開催年なんだそうで、(0のつく年と、5のつく年が、そうなのね・・わかりやすいわ)
それにちなんで、ブーニンと、日本人で入賞したことがある女性ピアノスト の二人が出ていました。
以前、ふじっきーが黒いスーツすがたでピアノを弾いたときは、長身・痩せ型なので「ブーニンみたいだな・・」とは思ったものの(笑)、ブーニンはそんなにハンサムさんでもないので、背中から見ると「ふじっきー風」、正面から見ると、口ひげにめがね、で「久米宏ふう。」なわけですが(笑)、
ひさびさ見たブーニン氏は、さしずめ「キーファ・サザーランド 」と似て蝶でした(^^)。
テロップに出ているように、受賞後、自由な演奏活動をするために、ソ連邦からドイツへ亡命したんですが、その期間、こころを慰めてくれたのはバッハのピアノ曲だったと言っていました。実際にその曲を弾いてくれました。
女性ピアニストは、「ショパンコンクールに入賞すると、しばらく、ショパンの曲ばかりを、人前で弾くことばかりになるため、時々、違う作曲家の曲を弾きたいなぁと思ったぐらいだった。」と、受賞当時を思い出して言っていました。
そして、予告で、「9月11日放送 では、日本人の子供の生徒たちに教える」のが見られると、やっていたので、絶対みなくては!っと、BS1でメジャーリーグの試合を見ていただんなさんを押しのけて「ねぇ、プリキュア、もう終わっちゃった?」と子供たちに「プリキュア」を見るように誘導して(ずるい手ですが・・これならパパも逆らえない)
そのあとの「題名のない音楽会」も無事にみることができました。
小学校高学年(5年生ぐらい?)の女の子と、15歳(中学生で、音楽コンクールの入賞経験がある子・・ヤマハのマスターズクラスに通っているんだそうです)の男の子、の二人にショパンの曲を教えていました。
番組の収録場所は「文京なんとかホール」だったみたいですよ。録画していなかったのでさだかではありません・・
で、男の子は、ノクターンを習ったんですが、まず弾いてみて、直された箇所が、「コンサートホールに響く音で弾けてない」点で。これは、わたしも、熱心に見入ってしまいましたが、ど~やっていたんだか、まったくわかんなかったです!フォルテではないのに、主旋律がきちんと響く、観客に届くように弾くテクニック。「怖がらないで、思い切って弾いて!」って、男の子を励ましていました。ちゃんと、弾けるように、その男の子は、なっていました。すごいなぁ・・・
ブーニンは、小さい子たちに教えるのとか、好きそうでしたよ。優しかったです。
最後に、「バラード」を弾いたんですが、そんなに長い曲ではないのに、弾いているうちに、汗がぽたぽた滴るんですよ、鍵盤に!そして、「バーーーン!!」とフォルテで両手で同時に弾く「キメどころ」では、本人の顔あたりから、汗がどばっと!飛び散っていて、すごかったです。まだ暑いのに黒い長袖スーツ姿だから暑かったのか!?ってかんじじゃなく、神経使いすぎで汗びっしょり、っていうふうに見えました。そうみえるような、いかにも、神経質そうなルックスのピアニストですよねーー。こんな、ステージを照らすライトにキラキラするような、ピアニストの顔とか頭あたりから汗が飛び散っている演奏って初めて見ましたよ!
このコンクールに入賞すると世界中で有名になって、とくに日本ではコンサートのチケット代もとても高いものになったりするんですが、昔、17才?当時、見たときは、後ろ髪が今のふじっきーのように長くて、それで、痩せ痩せの身体で、それに「口ひげ・めがね」で、ちょっと生意気そうに見えたものでしたが、歳をとって、優しいかんじがプラスされて、すごく素敵になったなぁと思いました♪