VFX展があったので、週末見に行ってきました!

まずは、「ローレライ」で実際に撮影に使われた、潜水艦の模型。

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8月にDVDが発売予定なので、PRビデオが会場のTVで流れていましたが、いい俳優さんたくさんでてて、興味惹かれますねー・・しかし筋が・・ドイツ軍が第二次大戦に無条件降伏したのが1945年5月。そのあと、日本に、まだ使える潜水艦(Uボート)を1艇もらってきちゃった、っていうストーリーで、(うそだ~どうやって運ぶんだ!?北はロシア、南はアメリカ、包囲されてたのに、どの海から運んだんだよ~・・ロシアがまだ太平洋地域に参戦してなくて、中立だったタイミングで運べたのかしら?ロシアが参戦したのって、原爆のあとだよねぇ・・なんてずるいんでしょうねぇ) 「ローレライ」っていうのは潜水艦の愛称だったのです。

余談:ライン川の中ほどでいつも、お船が座礁しちゃう岩場があり・・魔女「ローレライ」が船を遭難させちゃう!って伝説があって・・その魔女の名前ですね・・私そのローレライの岩場に行ったことがあって。ライン川くだりの観光船に乗って下ると、そのあたりにさしかかるとちゃんと「ローレライ」の歌が流れるようになってるんですよ!木曽川・船くだりに乗ったら(木曽川は観光船じゃなく5人ぐらいしか乗れない小船なんだけど)中腹で「木曽節」がながれて、ハッとそちらを見ると、バシャっと写真を撮られて、船を降りるときに有料で売る(笑)、ってのも知ってます?いかにも日本らしいパロディ心に感心・・名鉄(だよね?)にざぶとん20枚!ってかんじでしたが・・

っと、フィクションに違いないストーリーなんですが(実話だったりすることって、ある?)

VFXの技術がふんだんに使われてたそうで。その関連で展示してありました。実際の13分の1の縮尺だったかな!?すごく大きかったです。

あっ、フィクションの信憑性については、見たかたいらしたら教えてください♪映画じたいを見ていたら、もっとこの展覧会楽しめたとは思いますが、見てないので・・・


お次は、この7月に、おもにファミリー向けに公開されるロボット映画「HINOKIO」です。小さめのスクリーンに映写された「映画の裏側」を語ったPR用ビデオをみました。

写真は、監督の秋山さん。

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このかた、まだ40代の若い監督さんです。この前までは、VFXの責任者をつとめた経験があり、映画の監督(監督は複数いて、連名)をつとめるのがはじめてだとのことでした。

模型(フロップ)をつくり、模型を動かして撮影、そして、人間がなかに入って歩いてもらって撮影、それから、デジタルアニメを合成。その3つをやらないと、自然なロボットの映像は作れないらしく、お金と時間と技術をかなり使ってるらしいです。ほかに映像ジャーナリストなる人も解説に出てきてお話してて、「リアルな肌のかんじをつくりもので出せた最初の作品がじつはスピルバーグの「ジュラシック・パーク」で、だれも

出来ないと思っていたのに、やってみたら、出来てしまった。その後のVFX作品に影響を与えました。今は技術が高度になり、脚本家のアイディアを逆に待っているような状態です」っと話していました。


この「HINOKIO」は、重病で寝たきりの小学生の代わりに子供の形のロボットが登校して授業をうけ学校生活をおくり、そのデータを持ち主の小学生におくる・・その子は、学校生活をおくった気になれる。っていう、近未来のストーリーです。なので、主演は、その「HINOKIO」というロボットのクラスメートとなる少年で、ロボットの持ち主の子はあまり出番は多くないはずです。とっても素敵な男の子ですよー。

脇役で「あっぱれさんま先生」に出ていた、眉の太い、ふるまいがオカマっぽい少年(「ママ」というあだ名でしたね)も出ていましたよ(^^)。


これはね・・・10年ほどまえ?にあった角川映画「REX」(安達祐美ちゃん主演ですね)みたいなものかと思うのですが・・子供はこれを見るとストーリーに感動するとは思うのですが、大人は、VFXの技術を見せてもらいにいく映画かなぁ・・荒唐無稽すぎるかも・・

でも夏休み映画としてはけっこうお勧めですよねー。

参考: HINOKIO公式サイト  7月9日に封切ですねー。