こんばんは。
昨日の『天才投資家「お金と人生」の名語録』に、
大きな反響がありました。
やはりピーター・リンチも言うように投資の道もがむしゃらではなく
きちんとした情報収集や勉強が必要ですよね。
そこで本日は投資の基礎を学ぶ著書の続編として、
ジョン・ボイクの『黄金の掟』をご紹介します。
黄金の掟―破産回避術 (PanRolling Library)/パンローリング

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この著作の特徴は、過去の世界的なトレーダーや投資家の
著書を読み解きながら、具体的にどのような投資戦略を学ぶべきか
について詳細に書いていることです。
『黃金の掟』に登場するのは、リバモア以外に、
バーナード・バルークやジェラルド・ローブ、CANSLIMで知られるウィリアム・オニールらです。
この中で常に強調されているのが、
「年ごとに、あるいはビジネスサイクルごとに相場は上げたり下げたりしているが
それを突き動かしている要因は決して大きくは変わらない」
ということです。
ドットコムバブルもエンロンショックもリーマン・ショックも全部別の要因であるのに
なぜでしょうか。
リバモアの名言を引用して以下のように続きます。
「ウォール街や株式投資には新しいものは何もない。過去に起きたことが、将来も繰り返し起きるだけだ。なぜなら、人間的本質は何も変わらない。そして、人間の感情というものがいつも知性の邪魔をするのである」
つまり、株式トレードで成功する少数と、失敗する大多数を分けるのは、
この人間的性質の要因を制御できるかどうかにかかっているのです。
以下で内容を簡単に説明していきます。
実際には戦略が誕生した背景や彼らの失敗談なども多数掲載されています。
①リバモア流投資戦略:
・相場の全体的トレンドの把握
・一定の抵抗線を突破して新高値へと進んだ銘柄を買う
・素早く損切りを行う-損失は最大10%以下
・好調な持ち株が上昇や下降(空売り時)を続ける時は、利益をそのまま伸ばす
・相場を先導する好調な業種の先導銘柄に集中する
・他人の秘密情報や特別情報に耳を貸さない
・安い株を避ける
リバモアの投資戦略はオニールのCANSLIMにも吸収されていることが分かります。
②ジェラルド・ローブ流投資戦略:
・6~18ヶ月後に最終的に資金の1.5~2倍の値上がり益を得ることを目指す
・プロは1つの銘柄に最大で20%までのリスクを取る
・投資利益が得やすいのは、株が底入れしてから反転するタイミングよりも、上昇中の株が高値に進みそうなタイミングを捉えること
ジェラルドローブの投資戦略については、この著作以外にも以下が有用です。
(投資を生き抜くための戦い (ウィザードブックシリーズ)/パンローリング

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③ニコラス・ダーバス流投資戦略:
・価格と出来高だけに焦点を合わせる
・ボックス理論(一定のレンジから新しいレンジに入った株を買う/売る)
・自動的な買いの逆指値注文を活用する
・ストップロスの売り注文を使って損失を限定して、リスクをコントロールする
ニコラス・ダーバスの投資戦略については、この著作以外にも以下が有用です。
私は株で200万ドル儲けた (PanRolling Library 16)/パンローリング

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④ウィリアム・オニール流投資戦略:CANSLIM
・C-現四半期の1株辺り利益(25%以上上昇)
・A-年間の収益の伸び(過去3年に渡って、年間収益が25%の伸びを示している)
・N-新製品、新経営陣、新高値(優れた成果を上げる株には新しいなにかがある)
・S-需要と供給(出来高の増加)
・L-先導株か低迷株か(最高の業種グループの中の最強の先導株を買う)
・I-機関投資家の活動(最低1つか2つの有料くな機関投資家が株主である)
・M-相場の方向性(全銘柄の75%は相場の向きに従うため、相場の現在の動きを正しく理解する)
オニールについては、多数の解説本がありますが、やはり本人の著作が一番良いと思います。
オニールの成長株発掘法 【第4版】 (ウィザードブックシリーズ)/パンローリング

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オニールの相場師養成講座―成功投資家を最も多く生んできた方法 (ウィザード・ブックシリーズ)/パンローリング

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いかがでしたでしょうか。
前回と同様に今回の『黄金の掟」も投資の基礎的な考え方や心構えを学ぶには良書ではないかと思います。
上記に掲載した関連著作も、私が実際に読んで手元に持っている本で、どれも優れた著作だと思います。
優れた投資家から学び、自らで考えることで、新しいヒントがつかめるのではないでしょうか。
今回もお読み頂き、ありがとうございました。
ねおん
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