コープランド作曲『リンカーンの肖像』
アメリカ国内の人種差別の暴動が大変なことになってる。”Fellow citizens ,we cannot eacape history...""同法諸君よ、我々は歴史から逃避することはできない”この朗読から始まる曲は、アメリカの代表的な作曲家A・コープランド(1900-1990)が1942年に完成させた朗読とオーケストラっていう珍しいコラボの1曲、『リンカーンの肖像』。あのリンカーン元大統領が話す名言”ゲティスバーグの演説”の朗読、バックに雄大なオケの音楽が鳴る素敵な作品。作曲当時、「我が国の偉大な精神の模範となりえる、偉大なアメリカ人を描くオーケストラ曲を書いて欲しい」との委嘱から作られた。CD音源は何種類か出ていて、僕のお気に入りは朗読にダース・ベイダーの声でお馴染みの黒人俳優、ジェームズ・アール・ジョーンズさんが務めたもの。彼の重厚で言葉の1つ1つを噛みめるような語り口が印象的。演奏は、ジェラード・シュワルツ指揮シアトル交響楽団。