小さな頃は、とても仲が良かった姉妹が

いつの頃から、そりが合わなくなってしまった。

 

 

 

姉妹だから、女同士だから、分かり合えるかと

言うとそうゆうものではなく、かえって葛藤や

対立が起こることがあります。

 

 

 

そんな長女と次女の間に立っている

お母さんの心は複雑です。

なぜなら、どちらか一方の味方には

つけないと思うからです。

 

 

 

今回は、長女とその妹の関係で

お悩みのお母さんが、自分を変える

ことで娘たちに変化をおこす方法を

お伝えします。

 

 

  しっかりものの長女と要領のいい妹

 

生まれた順で姉か妹という地位が決まります。

 

 

 

それからは、姉は姉として、妹は妹として

まわりから扱われることで、だんだんと

姉らしくまたは妹らしくなっていきます。

 

 

 

私は長女に生まれたくなかった!

と長女が思うときは、自分にとって不都合な

ことが起こっていたり

自分だけ損してると感じているから

かもしれません。

 

 

 

第一子(長女)は最初一人っ子として

生まれるので、下の子が生まれるまでは

まさに「王女さま」なんですよね。

育てる側も初めてのことばかりなので

毎日びくびくして、慎重にならざるをえない。

 

 

 

なので、生まれてからずっと大人たちの注目を

浴びてきた第一子長女にとって、ある日を境に

自分以外の子にその座を明け渡すということは

天地がひっくり返るような出来事になります。

特に年差がないと、この衝撃はとても大きい

でしょうね。

 

 

 

そして、たとえ年子だとしても妹が生まれた

瞬間から長女はお姉ちゃんとしての地位と役割を

与えられます。

 

 

 

それ以来

お姉ちゃん!

お姉ちゃんだから!

お姉ちゃんなんだから!

 

 

 

○○という私ではなく

お姉ちゃんという役割の名前で

生きることになります。

(妹や弟を妹ちゃん!とか

弟ちゃん!とか呼ばないのに

姉だけは、お姉ちゃん!と呼ばれるのも

不思議ですよね。

これはお父さん、お母さんと同じような

役割の名称です)

 

 

 

また、お姉ちゃんと呼ばれる長女は

お母さんからの期待(無意識かもしれませんが)

を感じて、その期待に一生懸命に応えようとします。

 

 

 

こうして、次第に能力が上がり、しっかり長女が

出来上がっていきます。

 

 

 

幼い頃に、しっかりしようと

自分の意志で決めたのではなく

そうせざるを得ない状況があって、

順応していったという感じです。

 

 

 

だから、「私は別になりたくて、しっかりして

いるわけじゃない」

なんて、

恨み節が出るのは、心の奥底に

 

 

 

親のせいで

妹のせいで

私はしっかりしなきゃならなかったんだ。

という気持ちがあるのかもしれませんね。

 

 

 

さて、一方、妹の方は

生まれた時から、すでに姉という存在が

います。

 

 

 

お腹が空いて泣いても

オムツが汚れて気持ち悪くて

ギャン泣きしても

お母さんはお姉ちゃんにかまっていて

すぐに私のところに来てくれない!

 

 

 

お母さんから私は見放された。

なんて思っていたかもしれません。

 

 

そして、少し大きくなると、

「私だってお姉ちゃんと同じこと

できるもん!」

と言っても、お母さんは困った顔を

して、首を横に振ってる。

お姉ちゃんはさせてもらってるのに

私だけさせてくれないなんて

 

 

 

お姉ちゃんだけズルい!

(いやいや、まだ小さなあなたには

無理だよということが分からない)

 

 

だったら、お母さんに認めて

もらうにはどうしたらいいんだろう。

そうだ、お姉ちゃんがお母さんから

褒められていることはマネしよう。

反対にお母さんが怒っているときは

お姉ちゃんと同じことをしないよう

にすればいいんだ!

 

 

 

と、時としてお母さんに怒られているお姉ちゃん

をハタ目に要領の良さの術を体得していく妹。

 

 

 

しっかりものの長女

そして要領のいい妹

に成長しました。

 

 

 

フラクタル心理学では、この生まれ順も自分が

意図して生まれてきたと考えますが

それぞれの最初の目的は

 

 

 

第一子(男女とも)は地位・物・所有など

末子(二人以上の兄弟姉妹の一番下の子)は指導・保護・愛など

中間子(上と下に兄弟がいる)は自由・自立・革新など

一人っ子は物、所有、保護など

 

 

 

 

といわれています。

 

 

  相手に言いたいことを自分に言い換える

 

では、ここからはお母さんの気持ちに

フォーカスをしていきましょう。

 

 

 

長女と妹の関係性が悪いことで

お母さんの感情が動いたときは

自分の深層意識にある種を見つけるチャンスです。

 

 

 

また、いつもイライラしてしまうパターンなどが

あったら、ぜひ感情のしっぽをつかんでみましょう。

 

 

 

まずは、イライラしている自分や

モヤモヤしている自分の気持ちをキャッチ

することはできますか?

 

 

 

もし、できなくても大丈夫です。

 

 

 

では、お母さんから見た長女(または妹)はどんな人ですか?

自分の感情がより強く動く方を見ていきます。

 

 

 

次に長女(または妹)に言いたいことを紙に

一文で書いてみてください。

 

 

 

たとえば長女に対して

 

 

 

・いつも上からモノを言う

・素直に言うことを聞かない

・反発する

 

 

 

ここでは、親なのに子どものことを悪く

思うのはだめとか、自分を否定したり、

罪悪感を持つ必要はありません。

 

 

 

なぜかというと、目の前の長女や妹に

見えているのは

実はお母さんの中にも同じ要素があって

それが投影されているから。

 

 

 

長女や妹を変えるというよりは

自分の中にあるものを変えることで

今まで長女や妹に投影されていたものが

変化していきます。

 

 

 

では、それをどう変えていくのかという

ことになりますが

 

 

 

今回は一人でも簡単にできる

やり方をお伝えしますね。

 

 

 

相手のことを書いたものをではもう一度

読み返してみましょう。

 

 

 

・いつも上からモノを言う

・素直に言うことを聞かない

・わがまま

 

 

 

相手にいいたいことは

自分に言いたいことになるので

(自分と同じ要素を相手に映して

見ているので)

 

 

 

紙に書いた言葉を自分に言い聞かせる

ように読んでみます。

この時にちょっとしたコツがあります。

 

 

 

目を閉じてまぶたに6歳の自分を

イメージします。

その子の前に成長した未来の自分がいて

話しかけます。

 

 

 

 

 

○○ちゃん(子どものころに呼ばれていた自分の名前)

あなたは、お母さんやお父さんにいつもエラそうに上からモノを言うね。

そして、わがままで、素直に言うことを聞かないよね。

あなたは自分はお母さんやお父さんよりもエライと思っているんだよね。そして、お母さんの言うことを聞いたら、なんだか負けたような気がするんだね。でもね、それは間違いだよ。

 

そして、今、大人の私はとても困っているよ。

私のまわりにあなたと同じことをする人が現れているんだよ。

未来のあなたがそれではイヤだよね。

だから、もうこれからはやめようね。

お母さんの言うことをちゃんと素直に聞いて、わがままはやめようね。

 

 

 

 

これを、寝るまえに自分に話しかけてください。

内容は、相手に言いたいことを自分に

言い換えることなので、ご自分に

しっくりくる言葉でOK

 

 

 

イメージのなかの子どもの自分の表情が

「ニコッ」としたら完了です。

 

 

 

できたら、21日間続けてみてくださいね。

 

 

 

 

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