成人した長女が、自分の洗濯物やら洗い物をせず

食事の世話までお母さんにやらせていることは

ありませんか。

 

 

 

娘が怖いお母さんも心の中では、そんな長女に

イライラしてしまうのは当然ですよね。

 

 

 

今回は自分のことをやらない

長女を変える簡単な方法をお伝えします。

 

 

 

  大人になっても長女はお母さんを世話してくれる人と見ている

 

長女が当たり前のように自分のことを

やらないなら無意識レベルではお母さんの

ことを「お世話をする人」と見ているかも

しれません。

 

 

 

もちろん、大人の自分の意識では

 

 

 

もし、他人が自分と同じようなことを

していたら

「なんて酷い娘なの。お母さんも甘やかさないで

夫や子どもにも手伝わせたらいいのに!」

なんて言うかもしれません。

 

 

 

ところが、長女も家に帰るやいなや




・晩御飯が用意されていること

・自分の洗濯物がちゃんとたたまれていること

・お風呂やトイレがいつも清潔に保たれている

こと




を当たり前だと思ってしまう。

 

 

 

『だって子どもの頃から、ずっとお母さんが

やってくれていたから。』

 

 

 

いくつになってもお母さんは

「世話する人」で

自分は「世話される人」を続けようとします。

 

 

 

もちろん、当時の小さな子どもにとって、

世話をしてもらわなければ生きることが

できなかった。

だから、親は一生懸命に子どもの世話を

するんですよね。

世話をすること、育てることが「親の愛情」だったのです。

 

 

 

でも、すでに長女は大人なので

「世話されて当たり前」

「親なんだから当たり前」

「親はやりたくてやっている」

などの未熟な子ども心があるとすれば

認識を変えることが大事になってきます。

 

 

 

  お母さんの心の中に「世話されたかった小さな私」が住んでいませんか

 

さて、長女の心の中には、まだ小さかった

未熟な子ども心があるのですが

 

 

 

家のことや自分のことを何にもやらないと

いう長女がいるということは…

実はお母さんの心の中にも同じように

「子どもだった頃の小さな女の子(未熟な子ども心)」が住んでいます。

 

 

 

もう、ずいぶん昔のことだし

『自分は親の言うことを聞いて、自分のことは

自分でやる子どもだった』という記憶がある

かもしれません。

 

 

 

ただ、残念ながら(笑)

おそらく今の長女と同じような子どもでした。

(この部分は、もしかしたらそうだったかも?

という仮定でOKです。)

 

 

 

もちろん、子どもだったお母さんは大人に

なって結婚して、家事に育児に一生懸命

されてきたのです。

それは、裏を返すと

いつまでもお母さんに世話をしてもらう

ことはできないんだと気がついた子どもの

自分がいて成長とともに自立できた証拠でも

あるんです。

 

 

 

でも、今の自分はしていないことを

目の前で長女がやるのを見ると、

過去の自分の感情が反応するんです。

こんなモヤモヤしたくないですよね。

イライラするのいやです。

 

 

 

では、次にこのイライラ、モヤモヤを解消して

長女が変わるにはどうしたらいいのでしょうか?

 

 

 

  目る前にたった5分、イメージで子どもの自分に言ってきかせます

 

イライラやモヤモヤは長女のせいだと思うかも

しれませんが、実はお母さんの過去の思考から

感情が湧き出ているのです。

 

 

 

たとえば

 

 

 

「私は世話されて当たり前」

「親は子どもの世話をするべき」

 

 

 

という思考をもっていた。

そして、自分が親の立場になったら

今度は長女が過去の自分と同じことをする。

 

 

 

この自分の中にある思考を修正することで

変化が起きてきますよ。

 

 

 

それでは、寝る前に軽く目を閉じて

まぶたの裏に6歳頃の子どもの自分を

イメージします。

 

そしてお母さんもイメージしましょう。

お母さんはどんな服装でしょうか。

お母さんは何をしているところでしょうか。

 

なにやら忙しそうなお母さんを見て

小さなあなたは不満そうです。

 

すこしその子になりきって感じてみましょう。

 

大人のあなたはその子になって言ってあげたいですか?

 

たとえば

お母さんが忙しくてあなたのことを

お世話をしてくれなくて

悲しんだね。

 

でもね、お母さんはあなたや家族のために

一生懸命に家事をしているんだよ。

 

あなたは、もう自分でなんでもできるよ。

お母さんから世話をしてもらわなくても

1人でできるんだよ。すごいね。かっこいいね。

 

だから、これからはなんでもお母さんから

やってもらうのではなくて、自分のことは

自分でやろうね!

できるよ。大丈夫!

 

と、いう感じです。

 

最後にその子の表情を確認しましょう。

 

ニッコリしていたら大成功!

 

以上が、

お母さんがなんでもやってくれるのが当たり前だと

思っている思考パターンを修正するやり方です。

 

 

また、1回で修正ができるということは

正直ありません。すでに当たり前になっている

思考を修正するにはある程度時間が必要です。

毎晩、3週間をめどにお試しください。


 

 

なお、子どもの自分がイメージの中で

なかなか言うことを聞かないようでしたら

カウンセラーにお任せくださいね(笑)