なかなか更新が頻繁でなくて、申し訳ないですが、
自分のペースでゆるりと更新していきたいと思っておりますので、
どうか気長にお付き合いいただければ嬉しいです。
さて、タイトルの件。
私として、今まで20年近く、生徒さんや、その親御さんと接してきました。
さまざまな理由で、嬉しい思いや、辛い思い、悔しい思いもしてきました。
そんな中で、成績が(今のところ)振るわない子、能力が(今のところ)厳しい子たちには
何かしらの共通点が存在する、と感じるようになりました。
※成績がいい子、能力が高い子については、
(傾向は何となくあるのですが)
まだ「これ!」というものが、決定的には見つかっていません。
これも、今後の私の課題です。
ある程度明確になったら、このブログで、ぜひお伝えしたいと思います。
成績が振るわない子、能力が厳しい子の場合、
ほぼ例外なく
「勉強が嫌でたまらない」
ということです。
嫌でたまらないことを、やらないといけないとなると
私たち大人も、いや、大人だからこそ
継続的にやろうなんて気持ち、絶対に起きませんよね?
でも、私たち大人は、
子どもたちの「嫌でたまらない気持ち」を無視して、
かなり強烈に子どもたちに圧をかけます。
塾をサボったら
(塾をサボりたい気持ちを無視して)
子どもを(時に暴力を使って)言うことを聞かせようとする。
本人の努力が何かの形で結果が出たら
(その成果にはまったく触れずに)
「次はこれをやりなさい」
と、機械的・事務的に「次のこと」を指示する。
子どもに「勉強したくない!」と言う発言を許さない圧力を出しながら
「おまえ、勉強するのか?」
と子どもに迫る。
そんなことをして、子どもが勉強を好きになるわけがない。
学校や教科の「勉強」だけなら、まだいい。
本当に大切な「誰かから、何かから、何かを学ぶ」ということが
これらのことで失われてしまうこと、そのことが、とても悲しい。
だから、日本中の、世界中の、親の方たちに言いたい。
本当に子どもの成長を願うなら
勉強や学びを、生徒さん達にとって「いやなこと」にしないでください。
そう思う度合いに応じて
生徒さん、子どもたちは、輝きを失います。
逆に言えば、そうでなく、
「学ぶって、勉強するって、そんなに辛いことではないんだ」
と思えている、その度合いに応じて、
生徒さん、子どもたちは、より輝いていきます。
生徒さんに、そう思ってもらえるために、何が必要か?
それが「勇気づけること」と
私は思います。