こんにちは、フミキです。
ここ数日、地元町内会の納涼盆踊りやらなにやらに駆り出されていたため、ゲームのゲの字もないような生活をおくっていました。まあ、それはどうでもよいことですが。
昨日急遽駅前へと出かける必要があったのでヨドバシカ○ラによったのですが、いやはや。もう「テイルズオブヴェスペリア」が発売になるのですね。今週の木曜日。8月7日でございます。あ、明後日か。発売日を目前に控え、店舗ではプロモーション映像が流され、ポスターやらポップやらが山ほど並んでおりました。
「360の底力!」とか「360で表現される美しき感動!」とかなんとか。まあ、グラフィックの性能やシステム面からみてもテイルズシリーズは360に向いていると思われますしね。良い作品に仕上がっていることを祈るばかりです。
さて、そんな風にゲームの話を実兄(←悟ったふり)としていたのですが、本当に近年のゲーム市場は嘆かわしい話題ばかりですね。ははは。
ゲーム脳やら、ゲーム関係する若者の残虐性。影響力もさることながら、最近はゲームそのものが犯罪の温床みたいに語られることには抵抗があります。でもまあ、今日はそういう話ではなく、やはり新作の売れ行きとシリーズものの伝説みたいなものを疑った方がいいんじゃないか、という話です。
実兄との話にも出ましたが、ここ数年のゲーム購入理由というのは大半が「続編だから」だそうです。なんと嘆かわしい!業界関係者にしてみれば絶望的な理由でしょうね。経営陣にとっては有難い理由でしょうけれど。
作り手というのは売り上げよりもゲームの可能性やら、作品の完成度を見て欲しいと思うのに、買い手はそうじゃない。「続編だから」とシリーズものを買い、「続編だから」と安心してしまう。まったくのオリジナル作品に手が伸びにくくなり、安易にシリーズものを購入して満足する。
確かにオリジナル作品を購入することは冒険です。かならずしも求めるような結果が求められるとは言えない。お金を損した、と思うこともあるかもしれません。けれど、そこに作り手がいる限り、彼らの目指したものを認めてあげる必要はあると思うのです。「続編じゃないから」というのを理由にせず、「面白そう」だと感じたのであれば手を伸ばして欲しい。どんなシリーズものだって、そうやって始まったのですから。
まあ何が言いたいかと言いますと、もっとみんなでオリジナルの完全新作とかも買ってみようね、ということです。
そりゃあ完全新作は心配もありますし、手が出にくいこともあります。でも、だからといって、たったそれだけの理由で素晴らしい作品をプレイせずに終っているのはもったいない。あまりに勿体無い。
たとえ話ですが、スクウェアエニックスの作品である「すばらしきこのせかい」は国内で約20万本の売り上げだそうです。そして同じメーカーであるスクウェアエニックスの作品であるのに、ニンテンドーDSの「ドラゴンクエスト5」は移植にも関わらず100万本の売り上げを突破したとか。
個人的なことを言わせて貰えば、過去の栄光で売り上げが伸びたところでどんな意味がある?と思います。そりゃ、グラフィックも一新、ストーリーもキャラクターも追加、音楽もアレンジ・追加あり。移植ではそういう工夫がされているとは思いますが、購入者のうち、一体どれだけの人間が新規ユーザーでしょうか。
こういった「続編信仰」みたいな風潮はそろそろ止めるべきだと思います。ゲーマーは「続編だから」と安心して購入するため売り上げが伸びる。そして売り上げの欲しい企業は売れる続編を作る。堂々巡りなわけです。
続編を作ること事態が悪いことだとは思いません。わたし自身、続編を待ち望んでいる作品はいろいろとあります。
でも、それに答えていることばかりが企業の仕事だとは思わない。いくら望まれても作られない続編があるのがその証拠であり、ゲーム会社の仕事というのは、ゲームの可能性を永遠に追求し続けることだと思うのです。続編も作るけれど、新しいものも諦めない。常にゲームの未来を見据え、新しい価値を提案し続ける。ゲームを作る人間は、いつの時代もゲームに対して探求者でなければならない。いつだってそのときの最善を求め、いつだってそのときの限界を目指さなければならない。そしていつだって、最高のゲームを作らなければならない。
いい加減、ゲームの新しい可能性を見つめるべきです。
業界関係者のみなさん。ここが正念場です。
売れるものよりも、本当に面白いものを。
クリエイターの方よりも業界関係者の方へ。
試されていますよ。
あなた方の情熱が。
To be, or not to be:that is the question.
(However, it is not to have to worry! )
生きるべきが死ぬべきか、それが問題だ。
(しかしながら、それは悩む必要などないことだ!)