親子が対立してしまう時

特にお互い「こうしたい」という

欲求が折り合わない時

どうしていますか?

 

いくら話しても平行線だと

自分も子どももイライラ

辛いですよね。

 

例えば、こんな時でしょうか。

 

・・・・・・・・・・・・・・

<例1>

子どもが、トイレが怖いからついてきてほしいと言う。

 

ついていけるときは良いが

料理中で手が離せない時、

出かける直前で時間がない時などは

とても困る。

 

子「ママ〜トイレ怖い〜ついてきて〜」

親「ごめん、今は無理!」

子「怖い、きて、きて」

親「時間がないんだってば」

子「いや!来てよ〜」

 

押し問答で、収集がつかず。

親がしぶしぶトイレにつきそうものの、

イライラが収まらない。

 

子どもの方も、泣いたり叫んだり、不機嫌になってしまう。

 

・・・・・・・・・・・・・・

<例2>

レストランで外食中。

姉も弟も「ママの隣がいい」と言い、

だんだん声も大きくなってくる。

母は静かに落ち着いて食事をしたい。

 

弟「お姉ちゃんばっかり、ママの隣に座ってずるい!」

姉「あんたは前に座ったでしょ。次はわたしの番」

弟「前はちょっとだけだったじゃん」

姉「順番」

弟「僕だってずっとママの横がいい」

姉「だってもう座って食べ始めちゃったじゃん、

 今からなんて動きたくないよ」

弟「関係ないよ、どいてよ〜」

姉「ちょっと、押さないで!」

 

母「とにかくケンカはやめて!静かにして!!」

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

 

・・・こういうことが続くと

どれだけ子どもがかわいくても

やっぱり疲れてしまいますよね。

 

先日の講座では、こういうことを

どうやって解決していくか?

をみていきました。

 

解決するには

いくつかのステップがあるのですが

その中でも特に大切なとっかかりの部分、

「欲求を見分ける」

ということをご紹介しますね。

 

まず、それぞれの例では

何が対立しているのでしょうか?

 

 

<例1>では

子どものトイレに親が付いていくか、行かないか?

 

<例2>では

弟と姉、どちらが母の隣に座るか?

 

一見、そういう対立に

見えるかもしれないですが

 

実はこればっかり考えていても

解決にはつながらないんです。

 

 

親がトイレに付いていくかどうか、

弟と姉、どちらが母の隣に座るか、

これらのことはたしかに

「解決策」の1つではあるのですが、

あくまで1つの案に過ぎないのです。

 

では、何をみていくと

解決に繋がるのでしょうか?

 

それが「欲求」です。

 

<例1>で「欲求」を考えると

子どもはなぜ、トイレについてきてほしいのか

→トイレを流す音が怖い

→一人は寂しい

 

親はトイレについていくことで何が困るのか

→忙しいときに時間が取られる

→家事の段取りが悪くなるのが困る

などが挙がってくるかもしれません。

 

そうすると、考える道筋が見えてきます。

・トイレが怖いのだとすると

 子どもはどうなったら安心できるのか?

・親の時間や手間が取られなくても

 子どもが安心できる方法は?

・親のタイミングによっては

 トイレに付き添えるときもあるかも?

、、、など、視点が広がり、

解決の選択肢がいくつも出てきます。

 

 

・子どもが一人でトイレに行く

・親は呼ばれたら付き添う

などの他に、

・親が料理を始める前に、一緒にトイレに行っておく

・トイレが怖くないように、お気に入りのポスターを貼る

・トイレを流すのが怖いので、流すのは親の手が空いた時にする

・トイレに行く時に母の声が聞こえるように、母が歌を歌う

などの解決策でも

親、子、ともに満足できるかもしれませんよね。

 

このように、いったん

「解決策」から離れて

「欲求」に目を向けることで

より満足できる解決策が見えてきます。

 

 

<例2>でも、姉、弟、母、

それぞれの「欲求」に目を向けてみましょう。

 

→「今」母親の隣に行きたいのか

→前、母親の隣にいられなかったのが不満なのか

→姉と不公平に感じるのが嫌なのか

 

→姉も母の隣が良いのか

→前回は弟にゆずったから

 今回は自分の番と思うのか

→今さら席を動くのが面倒なのか

 

→子どもたちが大声を出すと

 他の人からの視線が気になるのか

→落ち着いて食べたいのに

 食事に集中できないのが嫌なのか

  

など、いろいろな可能性がありますよね。

 

それをふまえると、

・姉が母の隣に座る

・弟が母の隣に座る

以外の選択肢も、見えてきます。

(ここでは出しませんが、

 ぜひ考えてみてくださいね)

 

 

親子の欲求の対立、

どうやって折り合いをつけたら良いか

分からない、、、

 

そんな時はまず

自分と子ども

それぞれが満たしたい欲求は何か

を明らかにしてみると

良いのではないでしょうか。

 

 



ご感想にある
「第三法」は欲求の対立を解く方法の名前
「第一段階」は今日の記事でご紹介した
 お互いの欲求を明らかにするということ
です。
 
親子、お互いの欲求を明らかできれば
対立しても、何とかなる
ということです(^^)

 

 

 

<これからのお知らせ>

2019年2月に出産します

その後、しばらくは産休・育休いただきます。

 

永原の親業訓練一般講座は

2019年秋頃に

開催したいと思っています。

 

 

<近畿圏、他のインストラクターの講座>

*親業訓練一般講座@京都

 中川淑子インストラクター

 2019年2月から

 

*自己実現のための人間関係講座@京都

 中川淑子インストラクター

 2019年2月から

 

 

親業訓練パートⅡ講座@兵庫県西宮市

 主催:浦入ちこ インストラクター

 講師:山崎さち子 シニアインストラクター

 2019年4月から

 

 

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