最近は
自閉症やADHD(注意欠陥多動性障害)、
学習障害など、
発達障害について
広く知られるようになりましたね。
とはいえ
発達障害のイメージや先入観ばかりが一人歩きしてしまったり
そういうお子さんの子育てや教育、支援については発展途上だったり
当事者やご家族のご苦労はまだまだ多いというのもまた現状です。
今日は、発達障害について
今ほど広くは知られていなかった頃に
そのようなお子さんを
育ててこられた方の著書を
ご紹介します。
![]() | わが子と心が通うとき Amazon |
著者の 松本純 さん、
現在は大ベテランの親業訓練インストラクターとして
活躍されていますが、
子育てを始められた頃は
たいへん苦労されたそうです。
当時、お子さんが
・多くの人から変わっていると言われる
・落ち着きなく動き回る
・かんしゃくがおさまらない
・友達から孤立してしまう
、、、などといった状態だったものの
発達障害というものは全く知らず
どうしたら良いか悩んでいたところ、
親業の講座を知って参加されました。
その講座を通して
・子どもの問題は親が肩代わりするのではなく
子どもが自分で解決することなんだ
・子どものありのままを受け止めよう
と決意でき、関わり方を変えてから
子どもが
自分でいじめを乗り越える姿を
目の当たりにしたそうです。
その後も
・親が困ることを伝える
・勝ち負けをつけずに対立を解く
・価値観を伝える
など、
親業を生かしてお子さんとの信頼関係を深められました。
そして進学や就職に際しては
松本さんご自身とお子さんでは
全く考え方が全く違い、苦労したそうですが、
・親の考えは、最大限分かりやすく
じゅうぶん伝えきる
・それでも最終的に子どもが責任を持って
自分で決めるようにさせる
といったことで
親子の絆はかえって強まり、
お子さんも自分の選んだ進路で
経済的にも趣味の面でも満足のいく生活を送っている
ということです。
お子さんが発達障害のグレーゾンかも?と
思われたのは
お子さんが中学生の頃に
ADHDに関する本を読んだ時が初めてで
正式な診断や支援、療育は受けておられない
ということだそうです。
発達障害に関する知識もなく
十分な支援も無い中で
そのようなお子さんを育てるというのは
本当にご苦労が多かったと思うのですが、
それにも関わらず
お子さんのことをよく観察して
お子さんが成長・自立しやすい関わりを
なさったということ、
本当にすごいなぁ、と感動させられました。
特にお子さんが
いじめを乗り越えたり、
自分の仕事や趣味に満足できる生き方を見出したり、
ということは、
親からの押し付けではできることではありません。
子ども自身が自分にとっての最善を
選び取る力を育てられたのだなぁ
ということが読んでいてありありと伝わり、
とても印象的でした。
親業は、発達障害の療育でもなければ、
治療でもありません。
関係作りの方法です。
ただ
わが子には発達の特性があるかもしれない、と
思っておられるお父さんお母さんが
・子どもにとって心の安全基地となれるような
関係を作りたい
・子どもをよく観て、
どもの自立に必要な関わりができるようになりたい
と思われた時、
大きな助けになるのではと思い、
ご紹介させていただきました。
<これからのお知らせ>
その後、しばらくは産休・育休いただきます。
2019年秋頃、落ち着いたら
開催したいと思っています。
<近畿圏、他のインストラクターの講座>
*親業訓練一般講座@京都
2019年2月から
*自己実現のための人間関係講座@京都
2019年2月から
*親業訓練パートⅡ講座@兵庫県西宮市
主催:浦入ちこ インストラクター
講師:山崎さち子 シニアインストラクター
2019年4月から
━━━━━━━━━━━━━━━

